(2004.06.03更新)
総合施設のあり方と求められる機能
文部科学省及び厚生労働省による「総合施設」に関する議論が進んでいる。
文部科学省の中央審議会・幼児教育部会では、4月16日から議論のまとめに入り、26日には話し合いを終えた。4月26日に開催された第12回の中央審議会・幼児教育部会の議事要旨は次の通り。
(1)総合施設のあり方について
(2)幼児教育部会・児童部会の合同検討会議について
(3)幼児教育部会において検討すべき課題について
(4) その他
「(1)総合施設のあり方」については、これまでの議論の整理と意見交換が行われた。また、「(3)幼児教育部会において検討すべき課題」においては、次の課題があげられた。
1.新しい時代における幼児教育の意義及び期待される役割
○幼児の育ちの現状や幼児を取り巻く社会環境の変化等による問題点を踏まえ、幼児教育における課題について明らかにする。
○幼児教育における課題を踏まえ、新しい時代における幼児教育の意義及び期待される役割について議論する。
2.新しい時代における幼児教育を実現するための方策
○新しい時代における幼児教育の意義及び期待される役割についての議論を踏まえて想定される課題である「(1)現行制度において推進すべきもの」、「(2)新たな制度や枠組みとして検討すべきもの」の双方について、具体的方策を議論する。
また、厚生労働省においても、4月に入り社会保障審議会・児童部会が2回開催され、「総合施設」のあり方や求められる機能について議論が進められた。4月23日に開催された第18回社会保障審議会・児童部会のおもな議事内容は次の通り。
(1)総合施設について
(2)中央教育審議会初等教育分科会幼児教育部 との合同検討会議について
(3)その他
「(1)総合施設について」は、全国保育協議会からの意見書による総合施設のあり方に関する基本的な考え方が提示されるとともに、これまでの児童部会におけるおもな意見がまとめられた。さらに、新たなニーズに対応した子育て支援サービスの提供についてイメージが提示された。また、3月5日の児童部会提出資料であった、「総合施設に係るおもな検討事項(案)」及び「あり方・求められる機能(案)」も第17回(4月9日)に引き続いて提示された。
大型連休も明け、両審議会合同の検討がいよいよ始まる。5月21日には、中央教育審議会幼児教育部会・社会保障審議会児童部会合同検討会議におけるこれまでの議論の状況報告がなされ、以後は、月1回、必要に応じて2回程度を目途に進められることとなる。
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