あるオーストラリア家庭の食事事情(H9.10.9更新)
最初のステイ先は、中2階建てで、3ベッドルームにダイニングとキッチンのこじんまりした家でした。1階部分にはガレージ、その奥には4坪ほどのプリントとグラフィックアートの仕事場とカヌーが4つもおいてある倉庫になっています。また、前面の道路は幅が10m以上あり、道を隔てた向かい側には地元のテニスクラブという閑静な住宅街の一角でした。
到着後、あわただしく晩餐となりました。冷え込む部屋でのシンプルな食事。白身魚のグリルに温野菜のつけあわせが大盛りのワンプレート。テーブルの上には塩と胡椒、それと薄切りのトースト。アルコールはなく、内心オーストラリアワインでの歓待を期待していた私は、少々がっかりしました。
しかし、日本では毎日のように何らかのアルコールをとっていたことを思うと、考えようによっては必然的に断酒とダイエットになるかもしれない、という期待がでたのも事実でした。ダイニングにあるガスヒータを半分だけつけてくれたのですが、それでも真夏の日本から来た我々には、耐え難い寒さでした。
翌朝は、野鳥のさえずりで目覚めました。しかし、実際はさえずりというレベルではなく、まさに大合唱でした。ベットから起き出してキッチンにいくと、裏庭の木の下に餌皿が吊ってあるにも関わらず、メリーがベランダから餌を空中に投げており、それをさまざまな鳥が飛び交って捕らえていました。
このようにオーストラリアでは、人と鳥とが共存している光景があらゆるところで見受けられ、これが「自然を身近に感じる」ということなのかと改めて思い知らされました。
朝食もシンプル。シリアルに何種類かの新鮮なカットフルーツを乗せ、牛乳をぶっかけて蜂蜜などで味を揃える。それと薄切り(まるでサンドイッチ用のような)トースト1枚にインスタントコーヒーとフレッシュジュース、これが毎朝おきまりのメニューでした。
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