オーストラリア視察にあたり(H9.9.9更新)
当社では、来るべく超高齢社会への対応の一つとして、欧米先進諸国の高齢化対策事例を学ぶため、ハード・ソフトの両面からの視察を企画・実施しています。
平成9年8月には、オーストラリアのケンプシー(ニュー・サウス・ウェルズ州)とサンシャインコースト(クイーンズランド州)の高齢者宅へホームステイし、オーストラリアの人々の視点から、医療や高齢者福祉の実態を学びました。
そこで、高齢者の暮らしぶりから感じた見聞録を数回にわたりご紹介させていただきます。
真夏の関西国際空港を飛び立ち、途中シドニー乗り継ぎのためブリスベン空港へ立ち寄り、約10時間後にシドニー空港に着きましたました。
この時期、南半球は冬。シドニーでは透き通るような冷たい空気が私たちを迎えていました。実感ではちょうど日本の12月下旬頃の気温。出迎えの人たちと挨拶もそこそこに、バスに乗り換え、ケンプシーまでルート1号線を通ってオーストラリア大陸を北上することとなりました。
オーストラリアの人口は、1,800万人。国土はアラスカを除くアメリカ合州国とほぼ同じ、人口密度は2〜3人/平方キロメートルと世界でも1,2の空間です。ちなみに日本では320〜330人/平方キロメートルと超過密です。
私たちの乗ったバスは、北海道とさえ比較にならないほど視界の広がる平原のハイウェイを、時速100qで地平線をめがけて突っ走りました。
日本の高速道路と違い、壁面やガードレールなどなく、路肩は広くそのまま放牧地へ繋がっています。そんな緑に囲まれたなか、牛や羊、時にはカンガルーを見ながら、遠路7時間のドライブとなりました。
夕刻、ケンプシーに到着。ツーリストインフォメーション前で出迎えていたホストファミリーとのマッチング後、ステイ先へと散会しました。私を迎えてくれたのは、印刷業を営むジョンと若かりし頃ラインダンサーであったメリーのまだ共に60歳にならない、誠実そうな夫婦でした。
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