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― 今日は、よろしくお願いします。まず、日ごろケアプラン 作成で心がけていることは何ですか?
Y:一般的にご家族の意向が強いのですが、それが(要介護 者)ご本人の意向と違うことがあります。ですから、ご家族だけでなく、(要介護者のレベルにもよりますが)ご本人の意向も取り入れるようにしています。ご家族、ご本人、みんながうまくいくようにそれぞれの要望をできるだけプランに入れたいと考えています。
あと、ご家族やご本人の意向 だけでなく、専門的な知識をも って接することによって、ご家族が判断できないような面についても、プロの目からベストの環境を整えるようにしています。
― 困ったケースはありますか?
O:ご本人が病気に対する理解力がなかったからだと思うのですが、おっしゃることに振り回されたことはあります。独居の方で、ご本人から頻繁に電話がかかってきて、体の痛みを訴え、病院に行かれるのですが、また、すぐ救急で病院に行くことの繰り返しで・・・。
― ケアプランが使われなかったケースなどありますか?
Y:そういうケースはないですけど、考えさせられるケースはあります。例えば、サービスを使ってはいるのですが、痴呆で歩き回るために、ご自宅では、離れに閉じめられていた方がいらっしゃいました。サービスを終えて、家に帰るとスキーウェアのようなものを着せられて、・・・寝たきりで、排泄のケアもないために、じょくそうができてしまう・・・・。
ご家族にとってはサービスを利用しているし、家でも手がかからないので、問題はないかもしれないのですが、このままでいいのか・・・と考えさせられました。
― 今まで、うまくいったケースはありますか?
Y:介護度5の方で脳梗塞を3回再発した人なのですが、退院前にサービス提供者と密に連絡をとり、うまくサービスがつながったことによって、在宅での生活が可能になったケースがあります。
― これから先、目指すケアマネ像とは?
Y:(ご本人やご家族に)相談ごとがあったら、「とりあえず電話をして相談したい。」と思ってもらえるような・・・、相談があるときに思い出してもらえるような存在になりたいですね。
O:業務については、制度を勉強したり、事業所との連絡を密にした体制づくりや人脈づくりを身につけたりしたいと思っています。
業務を行う上で、自分が自分のプランに満足するようではだめだとおもっています。ご本人やご家族が評価してくださ って、満足していただけるのがベストのプランだと思います。
それは、終わってみないとわからないですね。ご家族の支えになるようなプランを作れるようになればいいな、と思っています。
― モニタリングしたとき、ケアプランの組み換えは多いのですか?
O:あまり組み替えたりすることはないですね。最初にご家族と話し合って利用するサービスを決めたりしていることもあります し。
でも、サービスを開始してすぐ後は、ご家族や事業所に連絡をとって頻繁に様子をチェックするようにしています。利用し始めた最初の1、2回くらいは特に気にかけています。なるべく話を聞いて、ご本人やご家族がサービスに満足していらっしゃるか確認するように心がけています。
― 心に残るおじいちゃん、おばあちゃんなどいらっしゃいま したか?
Y,O:おしゃれな方(女性)がいました。お風呂に入る時に、真っピンクのガウン(バスローブ)を羽織っていらして・・・・とて も印象的でした。お化粧もいつもちゃんとしておられたので
すが、それはとても華やかで(笑)・・・・。
あと、訪問するたびに写真を取られる方がいました。独居で生活している方でしたが、新しいヘルパーが訪問するたびに、そのヘルパーを家のあちこちに立たせたり、座らせたりして写真を次々と撮られる。(笑)そして、最後に大きな握手して、
ヘルパーにお礼をおっしゃるのです。
―最後に、ケアマネとして基本的な資質、必要な要素は?
Y:そう聞かれると、自分も大丈夫かどうか・・・。とりあえず、聞く姿勢を大切にしています。ご本人やご家族が思っていることを話しやすいことが大切ですから、なんでも話していただけるような雰囲気づくりを心がけています。
もちろん、聞いているだけではだめです。プロとして提案 できるような情報が必要になりますから、今まで自分が関わってきたケースを見直しして、自分の「情報の引き出し」を増やすことが必要ですし、そのように努めています。
― 今日は、お忙しいところありがとうございました。
●医療法人フェニックス●
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