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How to Start Gymkhana?
How to Start Gymkhana?
How to Start Gymkhana?

練習会に行ってみよう。

「ジムカーナをやってみたくなった」と思ったあなたは、まずは『練習会』から参加するといい。

もちろんジムカーナの大会(競技会)に直接参加してもいいのだが、それはキャッチボールを出来ない人が試合に出るようなものだから、無謀でもあるし本人もビビってしまうだろう。ナニゴトも基本からということで、練習会でジムカーナの走りをたっぷりと体験するのがいい。

尻込みしそうだけど、何も取って食われるわけじゃない。誰だって初めてのときはあるから、遠慮しないで参加するのが吉なのだ。というわけで、練習会の参加のしかたを見てみよう。

 

 

どこ行きゃいいんだ・・・?――練習会情報をGETせよ。

 

練習会は、ほとんど毎週末どこかで誰かが開催してくれている。これらの練習会に参加させてもらうのがイチバンだろう。

 問題はこの情報をどうやって知るか、だが、現在のところ一番多くの情報が手に入るのは雑誌による練習会情報だ。実はジムカーナをはじめとした参加型モータースポーツをテーマにした雑誌がある。「Speed Mind(スピードマインド)」誌と「PD(プレイドライブ)」誌だ。この2誌は、ジムカーナやダートトライアル・ラリーといった参加型モータースポーツ参加者の間では非常に有名だが、いかんせん特定のマーケットを対象にした雑誌だから発行部数はそれほど多くない。でも、おそらく大きな書店なら置いてあるし、「PD」ならコンビニでも扱っているところもある。ただし、いずれにしても発売日の毎1日に買いに行かないと無くなってしまう可能性は高い(涙)。

 次に最近有力な方法は、インターネットからの情報だ。
 雑誌での情報と重なるものもあるし、手に入る数としては雑誌より少ないかもしれないが、こういった情報を有志の選手達が各ページで公開してくれている。一番充実しているのはMAX777(加藤さん)のページのイベント宣伝だ。(G-LINX加盟ページ)

 もし競技車両を得意とする近くにショップがあったら、そこに行って「練習会ってないですか?」って聞いてみるのも手だ。たいていそのショップを中心としたクラブ(JAF加盟クラブ、準加盟クラブ)があるので、そこが主催する練習会情報が手に入るだろう。走り屋系とは違った車種で、派手なカラーリングの車が置いてある店はたいていこういった競技系ショップだ(笑)。クルマのメンテのときにお世話になることもあるから、行ってみる価値はある。

 あとは、もし既にJAF加盟クラブ・準加盟クラブに入っていたり、友達にクラブ員がいたら、そこが主催する練習会情報を聞くこともできる。

 情報を聞いたら必ず主催者に問い合わせること。台数制限等でまだ参加できるか、参加費用、集合時間、場所など。場所といってもジムカーナ場はゴルフ場と違って少ないのだが、わかりにくい場所にあることが多い。主なジムカーナ場についてこちら(未稿、もう少し待ってね)で紹介しておこう。

用意するものは?――これだけは必要

 

まず、クルマと免許。笑ってはイケナイ。だってこれがないと走れないもんね。
その他には、次のものを最低限用意しよう。

■用意する物
ヘルメット
『JIS C種』規格以上のもの。JIS C種かどうかはヘルメットをひっくり返してアタマのてっぺんあたりに貼ってあるシールで確認できる。AraiやSHOEIの物ならまずOK。
グローブ
指が出ないタイプのもの。軍手はダメ。なるべくならレーシンググローブを買おう。普通のカー用品店でもFETなどのグローブは5〜6千円で購入できる。
ビニールテープ・ガムテープ
これは忘れちゃダメ。後で説明するけど、エンジンルームのテーピングや、ゼッケンを貼るのにビニールテープは必要だ。ガムテープは布製のタイプがいい。万が一の応急修理等、とにかく使い出があるのだ。
レジャーシート
ピクニックに使うのではなく(笑)、降ろした荷物を置くのに使う。大き目の物がいい。出来れば工事現場で使うようなデカいブルーシート。
■服装
長袖・長ズボン
これはお約束。たいていの練習会では任意だが、実際の競技会では義務づけられるのでせっかくだからそれに沿うようにしよう。これは安全上の配慮なのだ。
サンダル・裸足はダメ。土禁でもガマンしなさい。激しいGの中で確実なペダル操作をしなければならないから、底が薄めのスニーカーがいいよ。
■クルマ
オイル・冷却水
量と汚れをチェック。かなりの高負荷がかかるから、オイルはキレイな方がいい。
タイヤ
コースによってはかなり減っちゃうこともある。残り溝をチェック。出来ればハイグリップな方がいいね。ハイレグならもっといいけど・・・(爆)。
荷物
ぬいぐるみとかカセットとかCDとかゴチャゴチャ置いてたら、片っ端から降ろした方がいい。トランクルームも同様。現地でお店広げることになっちゃうから。

こんなクルマでもいいの?――親父のクルマでもOK

 

 ジムカーナでは、後述するJAFの国内競技車両規則という決まりの中で、競技車両として改造の度合いを細かく決められているが、これらは「最大限そこまでやってもいいよ」というもので、そうしなくてはイケナイという類のものではない。特にA車両と呼ばれる競技車両は、あくまで車検に通ることが前提なので車検が認める改造範囲よりも狭く、まったくのノーマル車両ならなんの問題もないのだ。

 しかも、実は練習会は競技じゃないないからこれらの規則はカンケーない。だから、最近の車検制度緩和に伴って多くなった改造車も、練習会ならOK。ただし、排気音が異様にウルサイのは断られることがあるから、その点は注意すること。ジムカーナ場はたいてい田舎にあるけど、全開走行するわタイヤのスキール音はするわで、ノーマルでも相当うるさい。まして最近のブっといマフラーなんかだとシャレにならない場合がある。

 その点以外は、車種など気にすることはない。
 軽だろうがワゴンだろうが、オヤジクルマだろうが古い車だろうが関係ない。RVやワンボックスでも構わないけど、車高が高いほど重心も高くなるため転倒しやすくなるから注意。実際、RVやワンボックスはさすがにあまり見ないけど、どうみてもジムカーナには向いているとは思えないクルマで、競技を勝ち進むツワモノも中にはいる。
 自分が乗っているクルマで、即モータースポーツを味わえるという点が、ジムカーナの最大の「ウリ」なので、気にせず参加しよう。

ライセンスないよ?――ンなもん、あと、あと

 

 上の項でも言ったが、練習会は競技じゃない。だから、「競技運転者許可証」つまりライセンスは必要ないのだ。免許だけで充分。

 というわけで、ライセンスはジムカーナの大会に出ようと志した時点で取得しても遅くない。しかも大会にもライセンスなしで出れるクラスがあるから、ジムカーナを始めようと思ったら即ライセンス、という必要は全くない。

ついに来た!――でもどうすりゃいい?

 

 ジムカーナの朝は早い(マジで・・・シャレになんないくらい)。だから、当日は相当朝早く起きたはずだ。で、現地に到着してみると、なにやら派手なクルマが停まっていて手慣れた手つきで何かやってる。おいおいどうすりゃいいんだ?
 主催者によっては入口でパンフレット等を配り、車を止める位置(パドック位置)を決めてくれるところもあるが、台数が少ない場合はたいてい自由に停めていい。特に指定が無いようだったら、空いているところに邪魔にならないように停めよう。

 で、周りではきっと、派手なクルマがジャッキアップされてタイヤ交換とかしているはずだ。ボンネットなんか開けちゃって、これまたなんかやってる。俺はやらなくていいのかな?な〜んてことはこの時に気にすることはない。着いたらまずやることは『受付にいくこと』である。
 コース脇にはたいていプレハブのような小屋があり、そこで計時やアナウンス等の運営を行う。受付もそこでやっているはずだ。多分人が集まってるし、スタッフらしい人がウロウロしているから行ってみると分かる。で、受付で名前を告げ、申込書を書いてお金を払えば、今日のコース図とゼッケンをくれる。これで受付は終了。ゼッケンを持ってルンルン気分でクルマに戻ろう。

さて、クルマに戻ったら準備だ。

■やることその1:『荷物を降ろす』
片っ端から降ろす。とにかく降ろす。降ろせるものは全部降ろす。ゴテゴテ付けてるアクセサリー類は片っ端から降ろす。そこいらに入れてる小銭、カップホルダーに乗っかったままの空缶、カセット・CD、ごみ箱、今時いないと思うが後づけの変な灰皿、ムードランプ(意味ねーなコレ)、ルームミラーにかけてる邪魔なネックレス(なんなんだよコレは)、座布団(腰傷めるっつーの)、ぬいぐるみ、チャイルドシート、その他モロモロ。トランクの中もカラッポにすること。出来ればスペアタイヤも外した方がいい。
理由:走行中に飛んできます。

■やることその2:『テーピング』
やおら自分の手にバンテージよろしくテープ巻くの、なしな。「筋傷めちゃって・・・」なんて演技も、禁止な(そんな人がいればね)。ここで言うテーピングとは、エンジンルーム内の液が漏れる可能性があるところや、外れちゃ困る所にテープで封印するという作業の事だ。
ブレーキのマスターシリンダーの蓋、ウォッシャータンクの蓋、パワステオイルタンクの蓋、それからバッテリーの端子といったところ。すべて“×”印になるようにしっかりと封印しよう。

■やることその3:その他
走行用のタイヤを別に持ってきているのなら交換しよう。実は周りでタイヤ交換しているのは『セミスリックタイヤ』という特別なタイヤに履き替えるためなのだ。それからボンネットを開けてなにやらやっていたのは、テーピングの他に減衰力調整式のショックアブソーバーの番手を変えていたりする。たとえ替えるタイヤがなくても空気圧の調整はしておくのが望ましい。
 次は慣熟歩行だ。
 おそらくもらったコース図を見た途端、めまいがしたはず(笑)。実際コースを見回してみると、ダダっ広いジムカーナ場にパイロンがポツポツ、またはウジャウジャ置いてあるだけ。コース図もたいていヘッタクソな図面でラフに書いてあるだけだ。こんなの見ただけで覚えられるわけがないから、実際に歩いて見分する『慣熟歩行』を行う。
主催者から「○○時までコースオープンです」とか「慣熟歩行をして下さい」というアナウンスがあったらコースに入ってもOK。基本的に「コースオープン」の時にしか、オフィシャルと走行選手以外はコースに入ってはいけない。
 この慣熟歩行はただ歩くだけじゃない。それじゃ散歩。この時に行わなければならないことは『What's Gymkhana?』の慣熟歩行の項を参照しよう。

 慣熟歩行が終わると「ドライバーズミーティング」だ。
 これは要するに「朝礼(懐かしい・・・)」だ。ドライバーに対する注意事項やお知らせは、大体ここでまとめて言われる。非常に重要なミーティングなので必ず出ること。初心者向けの練習会だと、コツなどを教えてくれるところもある。こいつが終わるとやっと走行開始なのだ。

みんな速そうだな・・・――遅くても笑う人はいない

 

 走行が始まり、他の選手の走りを見てるとなんだかスゴク上手に走っている。カッコいいじゃんかよ。どうしよう、俺にはこんなこと出来ないぞ。俺ってカッコ悪い?などとしょーもないことを気にしないことだ。だって、最初っからウマく走れたら、みんな全日本選手なんだから。
 それに、これは変な言い方かもしれないが、ハッキリ言ってあなたの走りなど誰も見ちゃいないのである。もちろん見てはいるけれど、相当のチェック魔でもない限り、あの走りをしたのはゼッケン何番の誰ダレだ、な〜んてくだらないことを思ってる奴はいない。誰だって最初は難しいことを身を持って知ってる。だからカッコよく走ろうなど、考えて変に緊張しないこと。

 そんなことより、ミスコースをしないように気を付けよう。ジムカーナ選手にとって、どんなに速くてもミスコースをするのは一番コッ恥ずかしいことなのだ。

 な〜んて気休めを言ったところで、やっぱり自分の走行が近づくとドキドキしてくる。緊張してしまう。何しろ初めてなんだから当たり前。でも落ち着いて、クルマに乗る前に、「ボンネット閉めたか?(こりゃ気づくわな)」「トランク閉めたか?(以外と忘れる)」をちゃんと確認しよう。
 次に、「ヘルメットをしっかり被ってあご紐締めて」、「グローブをして」、「シートベルトをしっかり締めて」自分のゼッケンが近づいたらスタートの列に並ぼう。ドライビングポジションなどは割愛ね。まさかふんぞり返って肘ついて運転する人いないよね?

 さて、一本とにかくがむしゃらに走ってきたあなたの頭の中は、もう真っ白のはずだ。「お・・・面白れぇ!」と思うか「・・・つまらん」と思うかはアナタ次第だが、生半可な難しさじゃないことは薄々分かるはず。この時点で、テクニック云々気にすることはない。多分アクセルさえまともに床まで踏めなかったはず。ブレーキもうまい人のはるか手前から踏んで、停まるような速度で曲がっているだろう。
 しかし、これで「もっと速く走りたい」と思ってしまったら最後、あなたはもう引き返せない道に一歩踏み出してしまった事になる(笑)。あなたの前にあるのは「自動車競技」という魔力を持つ世界だ。練習を積んで、目指すは全日本チャンピオンだ!?


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