李鴻章の雑砕
一
99年9月29日
大珍樓本館にて
チャプスイの原形を再現しようという食事会が
大珍樓本館でありました
このために香港で買ってきた食材も多かったそうです
この食事会自体は普通の宴会なのですが、何が普通と違うかと言うと
出てくる16品が同時進行で一人一人に用意されたタッパーウェアに詰められているのだ
もちろん一緒くたに
これを翌日各自で野菜を加えてごった煮にするとチャプスイの出来上がり
そう、翌日まででかかる企画なのだった
当日も7時から始まって10時になってもまだ食べているという
かなり長丁場でした
献立と出てきた順番がちょっと違いました。写真は出た順
四冷葷
皮蛋酸姜・鹵水珍肝・炭焼{月南}肉・油爆中蝦



左から珍肝、皮蛋、中蝦、焼肉ですね
珍肝は鹵水といってもかなり薄味だった。焼肉の皮バリバリだった〜
四熱葷
合桃蟾腿・花開富貴・玉裏藏龍・素影紗窗
玉裏藏龍 茘枝の蝦すり身詰め |
素影紗窗 キヌガサダケの詰め物 中は人参、椎茸、筍、アスパラ |
花開富貴 カリフラワーとブロッコリーの蟹あんかけ |
合桃蟾腿 4つのうち何故かこれだけ美名じゃない 骨無しで臘腸と生姜と炒めてある 周りは甘くて胡麻つきの胡桃 |
八大菜
蟹黄{火会}魚翅・八寶片皮鶏・鳳爪繁肚燉水魚・清蒸鮮海皇
軍機{才八}鴨・一品嘉禾宮燕・覇王雙隻鴿・翡翠大婆參


八寶片皮鶏
鶏の皮の下にあるのはえびせんべい
周りは金銭鶏、豚耳、ロールチキン、金華火腿を拍子木に切って揚げたもの
ここの金銭鶏はやっぱりおいしい
右・ロールチキンの中には胡桃と赤ピーマン(だったと思う)が入っている
中・海鮮醤をつけて食べる

蟹黄{火会}魚翅
渡り蟹の卵をこれのために2時間かけて取ったそうだ
蟹黄と鶏蛋黄だけでこの色が出ている
汾酒をスッポンの血で割ったもの
飲んでみると血の味がどうこうというよりも、汾酒が53度だけあってきつい


お酒はこの器に入って出てきた
左・見えにくいが、鳳凰が彫られている
右・蓋には獅子(か?)

鳳爪繁肚燉水魚
花磨A淮山、枸杞なども入っている
鳳爪は少なかったらしく、入っていない人もいた
結構後味にMSGがきつかった

覇王雙隻鴿
謎の動物っぽく見えるところがおかしい
中は、馬蹄、花磨A鹹蛋、蓮子、豚肉、百花、蝦など
それらを詰めて揚げてある
ケチャップをつけてもおいしいとのこと

清蒸鮮海皇
左・上には豚肉、冬磨A{木窄}菜を絲にしてのせてある
でも、この石斑自体が新鮮だしとてもおいしい魚だったので、この場合はなくてもよかった
右・魚を取り分ける時は、まずこのように上に乗っているものを一度よけてから
この石斑、実に、銀座の某高級店でこれまで食べたのよりもぜーんぜんっおいしかった


軍機{才八}鴨
これは迫力があった。でも軍艦型という名前がよくわからない
左・周りの黒いのは髪菜、その外側が豚足
中・ナイフを入れて切り分ける
右・下には白菜が敷いてあった
一品嘉禾宮燕
赤っぽいのはマッチ棒状に切られた火腿
ビジュアルは地味ですが、燕窩がかなり入ってます
卵白もつかったらしいが、あまり感じさせない
翡翠大婆參
この写真ではわかりにくいが、蝦子てんこ盛り!
蝦子の香りがとても強い
婆参の下には葱が入っている
大蒜を粒ごと揚げて煮込んだものが入っていて、これがとろとろになっている
右側に少し見える割り箸と比べると分かるが、婆参はやはり大きい
長寿伊麺
この伊麺はおいしかった
聞いたら、本館のはおいしいという話だった
タッパーウェアに詰められたのはここまで
ここから先はオマケ&デザートです
この時点で皆さん相当満腹になっていたようで
この先は殆ど残ってました
四飯菜湯
{魚曹}白鹹魚・鹹蛋・椒醤肉・青菜・蛋花湯




青菜は小松菜炒めだった
鹹蛋は茹でてから冷ましたもの
椒醤肉は日本の白味噌で炒めてある
この鹹魚は香りが高く、とてもおいしかった
これだけを持って帰った人もいるくらい
スープは黄にら入り
甜点心
美点兩式
蓮蓉の桃まんと、鍋チャン(チャンの字は不明)という、中にココナッツとピーナッツが入った温かいお菓子
楊枝甘露
8月に香港の滿福樓(香港島側)で食べた楊枝甘露が忘れられずに
社長に大珍樓でも出すことを勧めたら、この日出してくれた
う〜ん、でも思ってたのとは違う
キーウィが入っているというだけでなくて、とにかく違うのだ
社長に、とにかく滿福樓のを食べてみて欲しいと、
同席者と説得工作を試みた。。。どうなんだか
社長が白衣を着るのは20数年ぶりということで
皆大いにウケていた
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