DJ SAWA disc review-'99 December

Exodus '99 / Sunscreem (Five AM)

90年代初頭のレイヴシーンから活動を続け、バンドとしては珍しく常にフロア対応のシングルをリリースしていたサンスクリーム。SonyからPulse8に移籍した後、レーベルの倒産で姿を消してしまっていたのだが、全然知らないレーベルからSony時代の曲のリミックスで突然の祝・復活!いつも旬なリミキサーを起用していた彼等だが、今回もBONZAIでおなじみのM.I.K.Eによる激プログレッシヴかつ完成度の高いリミックス。もうどうしよう〜ってくらい良いです。


Buruchaca / Mukkaa (23rd Precinct)

Guerillaと並ぶ元祖プログレッシヴ・ハウスレーベルで、かつ今でも先鋭的な、まさしくプログレッシヴな作品のリリースを続けているLimboの初期作品をリミックスしたシリーズの一枚。当時はピークタイムチューンとしてよくプレイしていた曲なのだが、このX-Cabsの抑えめなリミックスもまたいい感じ。


Platform 7 / Rouge (Stimulant)

ポール・ヴァン・ダイク様の新曲のレビューを書こうかと思ったのだが、別に僕が書かなくてもみんな買うと思うので、代わりに強力なキックから細かい構成までPvDパクりまくりのこの曲を紹介します。しかもAirscapeばりのめくるめくシンセも入って、本人よりも派手な仕上がり。これはほめています。


Fifth Dimension / Qattara (Steelfish)

僕のレビューでだけ毎度おなじみのクァタラの新曲。いままでちょっとエッジが立ちすぎというかややハードすぎて、よっぽどのプログレッシヴ好きでないとプレイしづらい感じもあったけど、今回はスッキリした音で使いやすい仕上がり。遅くすればハードハウス系のセットでも使える感じ。


Up In Flames / Satoshi Tomiie (Incredible)

なんでこの曲のレビューを書いているかというと、UK盤にBedrock(ジョン・ディグウィード)のミックスが収録されているからです。いつものようにじわーっと徐々に上り詰めていくディープで硬質なトラックにトーキング女声ボーカルがすっごくはまっていて、雰囲気出しまくり。満員の大箱で映える音。



DJ SAWA disc review-'99 November

Sweet Release / Trouser Enthusiasts (Delirious)

トラウザーと言えばクラブラブリー。クラブラブリーと言えばトラウザー。ピーチ、セント・エチエンヌ、ダニー、カレン・ラミレス……ラブリーにおける歌モノヒット曲はいつも彼等のリミックスだった。てなぐらいラブリーファンにはおなじみズボン狂さんたちの初のオリジナルが満を持して登場。これが期待を裏切らないドラマティックな女性ボーカルもの。適度にプログレッシブでありながら、歌謡曲としてちゃんと完成されているところがステキ。


Spacemaker / Nemo (Evenova)

A面のM.I.K.Eのリミックスも好きだけど、B面のスカイネットUKのリミックスに注目。彼等のWhoop!での仕事は以前から紹介していますが、今回のリミックスも良い出来で、そろそろ大々的にプログレッシブ/トランスファンに騒がれる頃でしょう。スカイネットUKはこのレーベルの一つ前(3番)の「Essence of Life」でもリミックスしてるのでこちらも要チェック。フリーダイアル奥様。それはイブモア。


Swastika Eyes / Primal Scream (Creation)

きゃー。かっこいー。なんかケミカルの「Out of Control」(サシャのミックス最高)に通じるものが、と思ったら実際ケミカルがプロデュースで参加していたのであった。そしてより四つ打ちなデビッド・ホームスのミックスでノックアウト。これをバリバリにプログレッシブなセットでプレイするのがいい感じ。


Stay With Me Till Dawn / Lucid (Delirious)

「夜明けまでそばにいて」。うーん素敵なタイトル。まさにそんな雰囲気の曲。ルーシッドって日本ではあんまり知名度ないけど、ヨーロッパのイビサ系のコンピなんかでは常連で、いい曲が多いのです。エピック・トランス的な曲に透明感のあるけだるい女性ボーカルの組合せが美しい空間系チューン。


Redemption / Force Majeure (Additive)

スペース・ブラザースの別名プロジェクト。スリルシーカーズのミックスがトラウザー+シケインというかんじで使えます。それにしてもこのサビのメロディーは「愛する夫が自分を狙った保険金殺人未遂事件の真犯人だと知った妻が悲しみのあまりさいはての地へ旅立つ時のBGM@火曜サスペンス劇場」というかんじ。



DJ SAWA disc review-'99 October

Bedrock / Heaven Scent/Life Line (Bedrock)

いまDJとして最もプレイしたいと思う曲はどのようなものか?と聞かれても、逆にいまクラブで最も踊りたいと思う曲はどのようなものか?と聞かれても、迷わずこういう曲と答えるでしょう。まさに現在の自分の趣味が形になったような強力な2トラック。大傑作「Xpander」を送り出したサシャの相棒ジョン・ディグウイードによる、高級プログレッシブ・ハウス。格の違いにただひたすら放心状態。


L'esperanza / Airscape (Dance Opera)

コレはスゴイよ。BBEの「Flash」+「Feel Free」みたいな派手なシンセのブレイクとでも言えばいいのか、これで盛り上がらなかったらDJが悪いってくらい盛り上がります。ヨージさんもプレイ中の超ドラマティックなポップ・トランス。XtravaganzaからUK盤も出てます。


Prophecy / Insight (Cyber Records)

実は買った時はそれほど印象に残っていなかったのだが、フロアで聞くと思ったより派手でなおかつ使い勝手が良くて、気が付いたらヘヴィープレイしていたというとても良く出来た曲。さすがのアーミンのリミックスによる、後半の展開が素敵!なプログレッシブ・ハウス。


Mercury and Solace(Quivver Remix) / BT (Headspace)

アルバムが楽しみなBTの新曲。通常盤も当然の様に良かったが、このリミックス盤が意外といいのです。Quivverって過去の人だと思っていたので、こんなバリバリのプログレッシブ・ハウスをやっているとは結構驚き。こっちのミックスの方が使えるかも。


Why Does My Heart Feel So Bad? / Moby (Mute)

今回モービー様のリミックスを担当するのはなんとATB、フェリー・コースティン、シャープ。おいおいシャープはともかく、そんな安っぽい人選はよしてくれよ。と思ったら、ATBが元曲の良さを生かしつつ自分達の持ち味を出した朝方系ミックスをやっててちょっと見直したの巻。


See the Light / Robert Junior & Danny Polanco (Infusion)

このネタってフェリックス・ダ・ハウスキャットだっけ?Empire Stateから出ていたオリジナルをリミックスしたA面がいい感じだが、軽くて速くてちょっと他の曲とは合わせづらいかも。遅くするとブラザーズ・イン・リズムみたいな感じになるので、プログレッシブ・ハウス的にプレイするのがオススメ。


DJ SAWA disc review-'99 September

Seduction / Yoji Biomehanika (Hellhouse)

一般的にヨージさんといえばバリバリのニューエナジーをプレイする方というイメージなので、彼のパーティーに行ったことのない人がこれを聴いたら驚くのでは? 実はドラマティックなトランスをプレイさせたら日本一のヨージさんの新曲は、震える感動が津波の様に押し寄せるエモーショナルなエナジック・トランス。ポール・ヴァン・ダイクやトラウザー・エンスージアスツなんかが好きなら絶対聴くべし。これはもう間違いなく本年度ベストシングル!


Luvstruck / Southside Spinners (Infusion)

細かく刻んだシンセのリフが一度聴いたら忘れられないっていうか頭白くなりそうでいい感じ。ダッチ・トランス人気に乗ってメジャーのアイランドが作ったレーベルからの1枚目なのだが、2枚目も良かったしちょっと注目のレーベル。


Future Force / Alex Whitcombe & Mike Marshall (Steel Fish Blue)

以前はPositivaからリリースしていたが、現在はこの自分達のレーベルから色々な名義でリリースを続けているクァタラ。どれも激しくプログレッシブでかっこいいトラックばかりなので、レーベル買いして間違いないでしょう。


Symmetry C / Brainchild (Multiply)

ヴィンセント・デ・ムーアって本人の作品は良いけど、他人のリミックスはあまり良いのがなかったような気がするのだが、これはベースが走っててアッパーな感じで、なおかつ美しくドラマティックで盛り上がるので気に入ってます。


Galactic Glitter / Nish (Tokio Underground Limited)

浜松在住の普通の人、Nishくんのとても普通ではない激しいエナジー系トラック3曲入りシングル。ゴアっぽいタイトル曲がお気に入り。シンセ・フェチの人が作ったんだなーって感じの音です。ヨージさんのリミックスも収録。



DJ SAWA disc review-'99 August

Touched By God / Katcha (Disc 1&2) (Hooj Choons)
The White Island E.P./Salt Tank (Hooj Choons)

最近ハズレなしのHoojだが、またまた大当たり連発!前者のDisc 1は昔のJXみたいな朝方系。Disc 2はかっこいいブレイクビーツ・トランスとハヤりなダッチ・トランス風。そして先月紹介した「Dimension」が最高に素晴しかったSalt Tankの新譜が早くも登場。こちらは2枚組。琴の音が哀愁を誘うイビサ調のA面も良いが、B&C面がゲリラ(レーベル)とか当時のジャスティン・ロバートソンとか連想するプログレ先祖帰りっぷりで思わず嬉し泣き!


Sasha / EP (Deconstruction)

プログレッシブ・ハウス界のトップDJの久々のリリースは4曲入り2枚組EP。もうかっこ良すぎて気絶しそう!特に「Xpander」。こういうのこそが正に時代の音、ていうかメインストリームの音なのに、なんで誰も紹介しないのか?


Honey / Billie Ray Martin (React)

ビリー・レイ・マーティン+シケインの組合せ!ということで今月最も期待していた曲。シケインのレコードと思って聴けば文句なしだが、歌モノとしてはイマイチで、むしろB面のディープ・ディッシュのミックスが使えるかも。


Subraumstimulation / Oliver Lieb (Orbit)

ワープ系のキックの音に飽きた耳に、パーカッシブでミニマルかつグルーヴィーなトラックにトランシーなシンセがレイヤーされていくJohnson mixが超かっこよし。曲調は違うが+16の「Under 4 Ever」を思い出す感じ。


Nothing Left / Orbital (London)

ウェイ・アウト・ウエストのリミックス収録。かつては彼等の名前さえあれば即買いしてたのに、最近はどんどん音が地味になってしまってどうしたものかという感じだったのだが、これは久々にブリブリにプログレッシブで最高。



DJ SAWA disc review-'99 July

Soundpiercing / Prototype (Data)

ウルトラ・パンピンでどちらがプレイするかヨージさんと奪い合いになったというめったにない曲。エナジー+ダッチ・トランスって感じですか。特にB面のブレイク明けのキラキラどころかビカビカしたシンセの音は、まさにタイトル通り突き刺すという感じで一気にトバされます。個人的には「リオ」の頃のデュラン・デュランを思い出すっていうか、ダッチ・トランスっていろんな意味で80年代ニューウェーブしてる気が。


Star / Digital Times (Amato)

これすごい好き。ダッチ・トランスじゃなくてシケインぽい感じ。ピアノが泣ける。朝方こんなのかかったら絶対泣いちゃう。シスコのトシオ君も大推薦。


Angels / Sequential One (Alien Recordings)

少し前に買ったのだが、かけていると必ず何それ?と聞かれるので紹介します。B面のDJ Manta Mix。システムFみたいなベースラインとボコーダーや派手なピチカートのリフレインが盛り上がる、これもダッチ・トランス的な曲。


Dimension (Disc One) / Salt Tank (Hooj Choons)

とはいえダッチ・トランスは分かりやすいが故に飽きるのも早いという感じ。これくらいディープでトランシーなほうが個人的には踊ってて気持ちいいと思う。こういう曲ばかり何時間もかかっているパーティーがやりたいなー。


See No Evil / DJ Amethyst & Phil Reynolos (Hinotori Sound)

火の鳥サウンドってアンタ…。クレジットを見るとチョッキ−周辺の名前があるだけあって303バリバリなエナジー系。でも曲調は哀愁なジャーマン・トランス。ジョン・ザ・デンティストぽくもある。LAB4のリミックス入り。



DJ SAWA disc review-'99 June

Show Me Love / Krush Groove (DP)

どこの誰かは知らないが今後絶対注目の2人組。DPというだけで敬遠する人もいると思うけど、これはいわゆるDP的なガチガチの音ではなく、勢いのあるワープ系のトラック。シンセ音の選び方やリフの入れ方がOD404みたいだなーとか思ってたら、Triple XXXというレーベルから「The Origin」という曲もリリースしていて、なんとそちらではOD404がリミックスを担当、さらにChug n BumpでおなじみのDJオベロンのミックスも入っていていい感じ。両方チェックしよう!


Be There / Tall Paul (Duty Free)

久々の自分名義のシングルにこんな曲を選ぶなんて、この人やっぱ天才!フロアで何が効くのかを理解している人にしか作れない究極のハード・ダンス・トラック! 評論家やセンスの悪い人には一生かかっても理解できないし、ただの地味な曲にしか聞こえないことでしょう。


Beat Dis / OD404 (Tripoli Trax)

いまやすっかり売れっ子になったOD404。独特のエッジの効いた音作りにツボ突かれまくり! 今作もオリジナル、ストリングスぽいシンセが入ってトランシーに展開するリミックス共にいい出来。Kaktaiからの新譜(6番)も強力!


Presuasion / Animated Rhythm (Chug'n'Bump)

Chug'n'Bumpからの新譜はデイブ・ランドールのリミックス入り。彼らしい重い空間的なトラックに303のウニョウニョ音とトランシーなシンセがミックスされていくという、昔は結構あったけど最近はあまりない感じの曲。ジャケ裏も注目してね。


Warp Essence Edge#2 / V.A. (KSR(CD))

ワープ・ハウスの最新潮流をお手軽に楽しむための、DJ19によるカタログ的なミックスCD。いまDJが実際にプレイしている12インチの数々が一枚に。曲の新しさと選曲の良さは輸入盤を超えたか? でもインナーの写真の趣味は…。



DJ SAWA disc review-'99 May

Feel Free / Yves Deruyter (Bonzai)

最初聴いた時、思わずなんじゃこりゃ!と叫んでしまったくらい強烈っていうか新鮮な印象を受けた曲。曲調自体は別に新しいというわけではなくて、無理に一言で言えばあの「Out Of The Blue」をコワくした様なかんじ(?)なのだが、こまかい音処理がもういちいち異常にかっこよくって、ヘッドフォンで聴いたらトリップします。あああフロアが盛り上がる様子が目に浮かぶようだ(笑)。オリジナルは素晴しいが、リミックスはイマイチ。だが別で出ているリミックス盤に入っているリミックスの方は結構良いので両方チェック!


Tune In, Turn Out / Obsessive (Tripoli Trax)

その昔『Reactivate 10』にも収録されていて、ヨーロッパではすごく人気があったのにもかかわらず、日本にはほとんど入ってこなかった曲。スティーブ・トーマスが初来日した時にもプレイしていたので、彼が気に入ってトリポリからUKリリースしたのかも。ジアドのミックスも良いが、やはりオリジナルのNo Respect Mixが好き。


Insanity '99 / Oceanic (President)

91年のレイヴ・ヒットのリミックス。自分の好きな曲を納得いかないリミックスされた時って腹が立つけど、これは大丈夫。だってウェインGとアンディー・オールダーだもん。次はビザール・インクの「Such A Feeling」のリミックスが出ないかなー。


Jew 'n Gum / Platinum (Deal)

最近調子の良いDealの新譜はヴィンセント・デ・ムーア調。トラックはサンダンスみたいな感じなのだが、シンセの音がどうしようもなくオランダ的で、Fresh Fruitsとか思い出した。なんでオランダってこんなに独特なのか?


Sunflakes / 2HD (Good As)

そのヴィンセント・デ・ムーアが、ストリングスがド派手なオリジナル(これも結構良い)をいい感じにリミックス。おまけの曲もアーミンみたいでなかなか良し。実はこれもTsunamiからのライセンス物。オランダおそるべし。



DJ SAWA disc review-'99 April

Love Thing / Open The Floodgates / Skynet U.K. (Whoop!)

A面もエピックな歌モノで悪くないのだが、B面が壮大で泣き泣きでなおかつハードな、頭真っ白系プログレッシブ/トランスサウンドですごくカッコ良し。BTや最近のヴィンセント・デ・ムーアとかが好きな人は絶対気に入るはず。このレーベルは以前からハウシーでポップ目なトランスをリリースしていたのですが、最近プログレッシブ色が強くなってきて見逃せないです。あとこのスカイネットU.K.という人達にも絶対注目。


One More Time / Floorplay (Bitch)

こういうハイエナジー的なベースラインの曲が最近自分内大流行中。下手すると古臭い感じになりがちなアレンジなのだが、フロアプレイ(モーバイル・ビッチ)さんが作るといま使ってすぐおいしい!って感じに変身。ちょっとトランス入ってるところも良い。このシリーズは全部買い。


Bulgarian / Travel (Tidy Trax)

イギリスではいまオランダ産のトランスものがちょっとしたブームらしく、このレーベルからも2枚に分けてその手の曲がリリース。普通こういうのはどっちかしか買わないのだが、ジョン・ザ・デンティストとインシジョンのミックス両方良いので2枚買い。


Someone / Ascension (Kinetic)

2年くらい前にPerfectoから出てたポップ・トランスのヒット曲が今頃唐突にアメリカ盤でリリース。アメリカ対応って事で新しくKLMのリミックスが入っているのだが、NYハード・ハウスとトランスの無理矢理な合体って感じですごく変な感じ。


Fandango / Frantic Theme / Phlash! (Hot Potato Records)

Tripoli Traxの別レーベルからの第2弾。この間スティーブ・トーマスが来日した時にプレイしていたので、聞き覚えがある人もいるはず。元気が良くて盛り上がる、速い安いうまいの三拍子揃ったワープ・ハウスの王道路線って感じ。こういうのが好きな人はクリスCのレコードも聴いてみてね。



DJ SAWA disc review-'99 March

Dreaming / M People (BMG)

なんでMピープルなのか?と思う人もいるかもしれませんが、歌の入ってない"Jimmy Gomez 6am Dub"が良い感じ。この人がこのタイトルでミックスした時は絶対買いです。Mピープルだとこの間出たリミックス盤に入っていた「How Can I Love YouMore」も良かったし、古いけどサンクリームの「Looking At You」とか、どれも美しくて叙情的で朝方に聴いたらしっとりとハマります。でもワープハウスというよりは普通のUKハウスかも。


Lost Soul Society / Armin (Cyber Records)

「Blue Fear」がトラウザー・エンスージアスツのリミックスで大ヒットしたアーミンの新作。今回も壮大に展開するめくるめくプログレッシブ・ワールドって感じで良いのだが、ちょっと線が細い感じなのでこれもトラウザーに豪華なリミックスをしてもらうと良いかも。


Out Of The Blue / System F (Tsunami)

美しくて楽しげな朝方系の曲なのだが、ベースとドラムがなぜかニッツァー・エブみたいなボディ系。それがなぜかやけにかっこいいのであった。そういえば最近こういうハイエナジー的なベースラインの曲にいいものが多くて、自分もよくプレイしてます。フロアープレイとかモバイル・ビッチとか良いよね。


The Silence / Mike Koglin (Multiply)

実は結構前に買ったのですが、マット・ダレイのミックスが良くなかったので放置していました。でもクレジットをよく見ると作者マーティン・ゴアと書いてるのでオリジナルの方を聴いてみたら、これってディペッシュ・モードの「Enjoy the Silence」ネタじゃないですか。大げさで派手でいまやお気に入り。


Shamu / Vincent De Moor (Deal Records)

なんか出すものどれも変わりばえのしない印象があったこの人ですが、最近ちょっと良いかも。この曲は結構プログレッシブで、明るいんだけど哀愁入っててポール・ヴァン・ダイクみたいな感じ。ひとつ前に出てた「Night Express 2000」という曲も好き。



DJ SAWA disc review-'99 February

Blue Air / Blu Peter (React)

1作ごとに作風が進化して止まらないブルピの新作。これは久々にガツンと来る快心作!っていうかマジでカッコ良さすぎ!ミニマル/ハードテクノを通過して、そのハード・エッジなスタイルを元来彼の基本であったトランス(と言ってもここ2、3年トランスと称しているゴア・トランスとは違ったものですよ)にミックスして独自の世界を創りまくってます。X-CABのリミックス盤も出てますが、個人的にはオリジナル盤をプッシュします。とにかく超アゲ!!


Go Mad! / Yoji Biomehanika (Hellhouse recordings)

世界のニュー・エナジー・マスター、ヨージ様がイギリスで設立したレーベルからの初リリース!これぞ正に刺激的なフ−バー系サウンド!とはいえ結構シンプルかつ上品な仕上がりで、普通にワープな人のエナジー入門編としてもおすすめ。


Warp Essence (Mixed by DJ 19) / V.A. (KSR)

ワープ系のパーティーにはよく行くしかかってる曲とか欲しいんだけどCDで売ってないしでもアナログ買うのはイヤだからDJがテープ作ってくれたらイイのにな〜(しかも曲名付きで)、とか思ってる結構コアなクラバーの望みを叶える素敵なミックスCD。なんてったって曲が新しい!国内盤でこの内容は画期的かも。


Eternal Flames / Hypertrophy (Tommy Boy Silver Label)

ヨーロッパぽいハード・ハウスをリリースしているTommy Boyの銀色シリーズから、さらに意表をついてDos or Dieからのライセンス物が登場。ジャーマン・トランスをハウス・リミックスしたらどうなるかって感じでとても面白い出来。ジュニアもいいけどオラヴ・バソスキのミックスがすごくいい感じ。


Psionic / Mana (Fluid recordings)

要チェックなレーベル登場。ガイ・オールダムやイボルーションなどDeconstructionがらみな人達が参加しているプログレッシブ/トランス系のレーベルで、デジタル・ブロンズとか出してる所とは別の所。今の所とりあえず全部レーベル買いです。



DJ SAWA disc review-'99 January

Vorsprung Dyk technik / Paul van Dyk (Deviant)

これCDなんですけど。PvDさんが92−98年に手掛けたリミックス集でそれも3枚組。使ってないんだけど持ってるミックスとかが結構あって、こうやってまとめて聴いてみて改めて彼の偉大さに気付いたって感じ。とにかくミックスになってるCD1がスバラシすぎ。最初某所で偶然耳にした時、なんてステキなCDなんだ!と思って全裸のまま題名を聞きに行ったほど(ふめい)。トランシーでプログレッシブでなおかつ普通にポップでもある。ある意味ラブリーCDよりラブリーぽいかも。フロアで聴いても家で聴いてもマジ最高。


Jonathan Peters presents Luminaire / Flower Duet '99 (Glass Note)

神戸のルミナリエって知ってるよね?それの本年度公式テーマ曲(ウソ)。でもマジで会場で流したいっていうか、それくらいキラキラ度の高くて神々しい本当に美しい曲。ナオ先生がいつもかけてる聖歌隊なコーラスのやつで、ブレイクの最後で速くなるやつって言えば分かるかも。最近キラキラした曲は数あれど、こいつはサンダンスのハープの音以来の衝撃。


Eclipse / Satisfy My Soul (Global Harmony Records)

リリースがあまり多くないせいかエディー・フィンガースってあまり注目されませんねー。ラブリー内ではずっとトール・ポールかマット・ダレイかエディー・フィンガース、ってくらいなんだけど。てなわけでA2が今イチオシな美しい歌モノ。トール・ポールのユーロ路線(イレイジャーとか)に近い雰囲気なので、好きな人は聴き逃さないように。


L.A.C / Welcome To The Space (Southeast)

年明けでいい新譜が出てないので、今月は昨年末にかけまくった曲を紹介してます。このスティーブ・トーマスのミックスは地味派手な(でもこれで充分派手という話も)ミニマル調ハード・ハウスで激カッコヤバすぎ。日本にあまり入ってきてないらしいので、見つけたら即ゲット。


Force Mass Motion / Feel It Now (Rabbit City)

結構前に買ったんだけど最近よくかけてます。YO-Cも好きなRabbit Cityです。いやーFMMは今も昔も変わらないっていうか、プログレッシブでパキパキしててやっぱイイなーと再認識。ブレイク明けで両手を広げて歌いたくなる感じ。ていうかいつも歌ってるけど。41番です。


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