DJ SAWA disc review-'98 December

Club Lovely Volume Two / V.A. (マーキュリー)

クラブ・ラブリーで人気の曲をミックスしたCDの第2弾の登場でっす。今年のワープ・ハウスの流れをしっかり押さえつつ、超キラキラ系かつディープ&スピリチュアル(笑)に仕上がってます。日本中どこでも注文すれば買えるので、これさえあれば部屋でも車でもどこでもラブリー!!


7 Hours In A Bathroom / Chopper (OK)

こここここれはスゴイ!スゴすぎる!うさちゃんがピアノを弾いているかわいいイラストにひかれて買ったら、ナックルヘッズ調のど派手なトラックにコーケーンだのテイクマイピーニスアウェーイだの「Twisted」以上の赤面お下劣トーク満載。デイヴ・ランドールさんに聞いたらZOOMレコードの人が作っているとのこと。もうむちゃくちゃアゲなのでカッコいいので絶対聴いてほしいんだけど!


Skuzzlebutt / Hong Kong Trash (Glow Records)

一部では結構話題になっていたリバプールの3人組の新作。イケてるハウスDJがかけると速めな空間系ハード・ハウスに、テクノDJがかけるとパーカッシヴでグルーヴィ−なミニマル・トラックに聞こえるでしょう。ていうかシブ派手ってかんじ?こういうのってかけててすごくキモチいいのね。超お気に入りでっす。


Godspeed / BT (Renaissance Music)

Perfectoはなくなったが、BTの新曲は日本のパイオニアがヨーロッパで作った新レーベルから登場。あの名曲「Flaming June」を彷佛させるBTワールドは健在。美しすぎて切なすぎて泣けちゃう系。やっぱ朝方はこういう曲で踊りたい!


Special / Garbage (Mushroom)

ロック・バンドにしては熱心にクラブ系のリミックスをリリースする彼等だが、今回はブラザーズ・イン・リズムを起用。ドラマティックなトラックと情念あふれるヴォーカルの組合せがハマリまくってて◎。白人偏執狂女のドラマ劇場ってことで、ビリー・レイ・マーティンとか好きならぜひ。


Believe / Cher (Wea)

この間TVでシェールさんがこの曲を歌ってるのを見たのだが、シリコンの入れすぎで歌ってる間表情が全く変わらないのには驚いた。ていうか最近こういう歌謡曲みたいなのって少ないから、すごく貴重なかんじ。なんとウエインG&アンディー・オールダーよりもCLUB 69よりもAlmightyのリミックスが一番良いのです。かつてB級DJしか使用しないとまで言われていたあのレーベルなのに。とりあえずゲイナイトの殿堂入り決定。と、いうの?



DJ SAWA disc review-'98 November

Stay With Me / Ultra High (Eternal)

「Are you ready for love」とか大好きだったウルトラ・ハイの久々の新譜。しかもEternalに移籍してのリリース。と思ったらこれ95年の曲みたいで、スペース・ブラザースのリミックスで何故か今頃リリース。と思ってさらにクレジットを見たら、なんとウルトラ・ハイとスペース・ブラザースって同じ人達じゃないですか!これにはビックリ。曲は前と同様の超アッパーな歌入りピーク・タイム・チューンで、キラキラどころかギラギラ系って感じで最高。


Talking With Myself '98 / Electribe 101 (Manifesto)

ビリー・レイ・マーティンの歌う名曲をいまどきのプログレッシヴ・ハウスにリメイクした「Canny 12" Vocal」が、もう背筋がゾクゾクするほど素晴しく美しい至福のトリップ系。トラウザー・エンスージアスツが好きならマスト!


Nervous Breakdown / The Shrink (VC)

少し前にマイナーなレーベルから出ていて、かっこいいのに音が悪くて困っていた曲が、メジャーから再リリース。Tidy Traxのバレットプルーフのリミックスも収録して、かけやすくなりました。ロボットの徒競走って感じ。


Do You... / Neuron (Public House)

11月のウルトラパンピンでヨージさんがかけていて一発で気に入りました。303+フーヴァー・ノイズものってあまりバキバキになると自分ではかけづらくなるので微妙なところなのだが、この曲はシンセのリフが疾走感があって好き。



DJ SAWA disc review-'98 October

The OMD Remixes / Orchestral Manoeuvres in the Dark (Virgin)

80'sNW世代狂喜!CNNニュースのテーマとしておなじみの「エノラ・ゲイの悲劇」をサッシュがリミックス!これが原曲の良さをそのままに今っぽくしてみました、って感じの派手なミックスで、超ハマってて良いぞ!今月のピークタイム推薦曲に認定させていただきます。サッシュは歌物のリミキサーとしては結構優秀やね(2アンとか)。あとモービー様による全然使えないリミックスも収録。関係ないけどモービー様の新曲(「Honey」<ロロシスリミックスのやつ)は良いのでぜひ買いましょう。


I Love You / Debelah Morgan (ポリドール(国内盤))

日本人によるリミックスで洋楽がシングル化という興味深い企画。これからの国内盤はこうじゃないと。B.U.Sのリミックスがエディー・フィンガーズ(ロレイン加藤のやつとクリソツ!)ぽいのと「あの頃のレイヴ」ぽいの(YO*Cは本当はこういうのやりたいんじゃないか?)と両方とても良い。


Dub is the Final Liberty / DA PUMP (Avex Tune)

やったねパパ!もうブートじゃないんだね!でもプロモ盤なんだね!ダブマスターX様によるダパンプのリミックスで、音は一連のあのシリーズを想像してください。ピッチを上げてプレイ中。ちなみにダパンプの中ではユキナリがいいです。


New Direction / Soundsation (SOS recordings)

最近は飽きられない様に手を替え品を替え、って努力してる感じが微笑ましい?ナックルヘッズのリミックス。今回はちょいハードな感じの新路線。シンプルな構成にワンポイントのレイヴ・シンセが効果的で◎。


Beachball / Nalin & Kane (ffrr)

そう考えるとこんなにも長い間飽きられることなく常に旬の音をクリエイトし続けるトール・ポール様はとっても偉大だ。ナリケンの名曲をポール様がリミックスしたUK盤。もちろん良いに決まってる。すっかり風が冷たくなった秋の海を見に行く時のBGMにどうぞ。



DJ SAWA disc review-'98 September

The Body Shine E.P. (DISC TWO)/Billy Hendrix (Hooj Choons)

すいません。最近のフージって地味なチルアウト系エピックハウスばっかじゃん、とか思ってました。俺がバカでした。子供でした。最近のこのレーベル良さがやっと分かりました。ナリン&ケーンなんかにも共通する、ディープなトラックとトランシーなサウンドが構築するトランス感は、家はおろか普通のクラブで素面で聞いても分からないかも?これからは空間系と名付けて丁重に取り扱わせていただきます。 "Colour System Inc's Amber Dub"が最高でっす。


Impossible Trigger/A.T.O.M. Noize / Kinetic A.T.O.M. (Colourbox)

うおおおおおおおおおおお!かっこええ!ティモ・マース最高!最高!この間3LANKAから彼名義で出てたの("City Borealis/Nightjacker")と同じメンツによるユニットで、前作よりスピード感があってNRG調。B面はジュニアが気に入りそうなハードハウス調で、こちらも使える。


I Know You love Me Too!/Chris Raven (Additive)

これも地味なエピックハウスとか思うと全然ダメレコなのだが、空間系と考えるともー体中の穴から体液が流れ出る感じで最高。ヨーロッパでこういう音が人気があるのはすごくよく分かる。でこういう空間系トランスのパーティーやりたいんだけど、日本じゃ無理か。


Brooklyn's Theme/DAX (Tripoli Trax)

最近なんかパターンが決まっててイマイチつまらない気がするトリポリだがこれは好き。パンピンなベースと軽めのフーバーノイズがグルーヴィーなハードハウス。スティーブ・トーマスもかけてた。「コレコレ愉快なコレいらんか〜」「キチガイね!」ちゅー空耳系。


Body Free(C'mon)/DJ 19 (Paratone Limited)

前編集長に続いてミュージシャンへの転身を図る小室哲哉似のラウド誌現編集長DJ 19のデビュー盤。本当にトリポリやタイディートラックスが好きなんですね、って感じの音。 悪く言えばそのまま。しかしこんな曲が日本からしかもアナログでリリースされるというのは素敵なことだ。



DJ SAWA disc review-'98 August

Sorrow Town/Peach (Mute)

「SAWAちゃ〜ん」「えっ!?」「バイバイSAWAちゃ〜ん」「だ、誰!?」「グッバイSAWAちゃ〜ん」「いまどき人をちゃん付けで呼ぶとは、お前マスコミの人間だな!?」…いまや独走体制に入った絶好調トラウザー・エンスージアスツ(通称ズボン狂)の新作はピーチのリミックス。しかも空耳系で大爆笑。初めてハウス店で聴いた時はマジ笑った。注:"Trouser Enthusiasts Teenage Abattoir Mix"が入ってるやつを買いましょう。


Looking For Love/Karen ramirez (Manifesto)

これもズボン狂のリミックス収録。 少し前に出たものですが誰も取り上げてなさげなので、皆さんちゃんとチェックして下さいって感じで紹介します。哀愁系の歌モノで、今までの彼等のリミックスの中では一番好き。泣けるぜ。


Barramundi/Outback/EJ Doubell (Enterpress)

B面が◎。アッパーでエナジーに溢れてるのにちっともチージーじゃない!あえて言うならミニマルとエナジー系が合体した彼女独自のサウンド。前々作"KX"が好きな人は絶対買うべき。A面はフ−バーノイズをフィーチュアーしたエナジー系で割と普通な感じ。


Black&Blue/Void (DT Records)

工場のロボットが痙攣を起こして爆発して隣のオヤジが「バッキャロ、コラー!」と叫ぶ衝撃の空耳系大ヒット「Voyager 1.56」でおなじみのミスター・スプリングがリミックスしたB面"Fund D'Mental" がまたまたヤバすぎ。「時計じかけのオレンジ」マークが目印です。


1.2.3.4/Mrs Wood (React)

近年シングルにおいては進むべき道を見失っていた感のあった彼女だが(えらそう)、今作でテクノに戻って大正解という感じ。チャラいトラックはリミックスでやらせておけばいいんだし。それにしてもこのジャケ写コワすぎ。もう一枚マーク・エナジーのリミックス盤も出てる(がイマイチ)。



DJ SAWA disc review-'98 July

Diva/Dana International (Dance Pool)

本年度ユーロヴィジョンコンテストのイスラエル代表曲らしいのだが、歌ってるのがなんと前代未聞!トランスセクシャルの人ということで、ロンドンのゲイクラブシーンで話題の曲。と言う訳でリミックスはウェインG、ポール・マスターソン(キャンディー・ガールズ、AMEN!)、ハンドバッガーズ、ディディー他豪華すぎなメンツが担当。みんなこういう話題が好きって事か!? ジャケ見た限りではさすが工事済みっていうか、ジョンプリーズドウィミンみたいな単なる女装とは違うって感じ(でも早い話がニューハーフ)。っていうかさすが中近東って感じの歌謡曲みたいなベタな曲が、イケイケに仕上がってます。ヘドバとダビデもビックリ!って感じ。


Floorplay/Karlton (TEC)

DJカールトン第2弾。先月紹介したレクトロラックス同様、このレーベルらしいバウンシーなハードハウス。同じハードハウスでもUSモノには絶対出せないUK独特のエッジがカッコイイ!アンタイディー・ダブが好きな人は聴いてみて。


Naked in the Rain '98/Blue Pearl (Malarky)

90年のヒット曲。なつかしいのう。そしてこの曲を今リミックスさせるとしたらもうこの人達しかいないでしょ!って感じのトラウザー・エンスージアスツの起用がバッチシはまってナイス。さらに「今までで一番派手なアンタイディー・ダブ」も収録!


Carry On/Donna Summer and Giorgio Moroder (Almighty)

前から噂になっていた、ドナ子のグラミー受賞曲をディディーがリミックスしたUK盤がついにリリース。元々曲は好きだったんだけどUS盤のミックスがイマイチで、ちょっとかけられなかったので、うれしい限りっす。まあいかにもディディーって感じに仕上がってます。個人的には「歌って踊ってプレイする」にはピッタリの曲ってかんじ。


Addicted to Love/Motiv 8 meets Robert Palmer (FX)

最近何となくごぶさただった気がするモーティベイト。どういう事情か唐突にロバート・パーマ−の大ヒット曲のリミックスで復活。いやー原曲の魅力を損わない素敵な仕上がりで、歌謡曲やらせたらホント世界一ですわ。夏が近付くにつれてこういうイケイケな曲がかけたくなる今日このごろ。


Total Confusion 98 (part 1)/A Homeboy A Hippie And A Funki Dredd (Thumpin Vinyl)

今月もTidy Trax関係から一枚。これは以前ずいぶんとお世話になった「NuclearShower」同様ハードめなUK Goldのリミックス。雰囲気的にはレッド・ハンド・ギャングによる「Untidy Dub」とトリポリのF1やナックルヘッズの中間という感じ。こういう地味派手でハード・エッジなトラックものって今たまらなくいい感じ。このレーベル以前はユーロぽいハンドバッグ系のリリースが多かったのだが、最近路線変更した様子なので要チェックです。


The Ninth Insight(remix)/You Gotta(Just Do It!)//Karim vs EJ Doubell (Enterpress)

5月のクラブラブリーに来日して、まさに今のロンドン!って感じのプレイを聴かせてくれたEJの新譜は、彼女の曲をFish!やSharbetのDJでTinribやDBからのリリースで知られているカリムがリミックスしたもの&新曲のカップリング。A面はTinribやAlien Traxが好きならぜひ、って感じのダークでハードなNRG系トラックで、ハニカーの皆さんにオススメ。B面は一転してミニマルぽいパンピン・ハードハウスで、僕的にはこちらをプッシュします。ラブリーの時の彼女のセットも、こういうハードハウス寄りな感じだったのが印象的でした。


City Borealis/Nightjacker//Timo Maas feat. Digital City (3Lanka)

最近ではLakotaレーベルでのリミックスワークでおなじみのティモ・マースの新譜。ウェイ・アウト・ウエストとか好きなUKプログレハウス派から「Annihilate」が気に入ったNYハードハウスの人まで、違いの分かる人に広く味わっていただける空間系高級プログレッシブ・ハードハウスの力作でしょう。こういう作風って他にはあまりないのですごく貴重な存在だと思います。オススメです。(ところが先日Lakotaはなくなってしまったらしい)


Viking Style EP/Christian Smith vs Block (Loop recordings)

J.Pとの共作「Goldrush」でハウス系の人にも名を知られるところとなったC・スミス。最近この人とマーク・セブンあたりのスウェーデン・ファンキー・ミニマル勢の作品は、全部OKって訳でもないが、ハードハウス的なカッコよいトラックが多いので見逃せない。これもA-1がスティーブ・トーマスみたいで調子よく使えます。金森くんどうもありがとうございます。ミニマル買うならやっぱテクニークですね(宣伝)。


Take You Up/Sweet peach (99 North)

D&Dことディロン&ディッキンスの新譜。オリジナルはディスコネタ(K-JEEね)てんこ盛りのファンキーなトラックで、結構良い出来なのでは。自分じゃかけないけど。でもやっぱスティーブ・トーマスのミックスが、相変わらずいい仕事してますねーって感じでよいですわ。いつもの彼独特のトラックにオリジナルのファンキーな雰囲気を取り入れて、普段よりちょっと派手めにしてみましたという感じ。


Mind The Gap/Lectrolux (TEC)

ジョン・トゥルーラブの新譜。ナックルヘッズの派手なミックスも入っているが、アシッドなハードハウスって感じのオリジナルが好き。こういうのってNRG系と考えると中途半端な気もするが、ミニマル入った速いハードハウスだと解釈するとあら不思議。途端に新しい世界が開けます。


Wizards of the Sonic/Westbam vs Red Jerry (Wonderboy)

ウエストバムのオリジナルをレッド・ジェリーが95年にリミックスした朝方系の名曲を、キラキラ系ハードバッグのリミックスやらせれば世界一なマット・ダレイがまたリミックス。この曲をよくぞこの人に頼んだ!って感じでバッチリはまってます。まー予定調和すぎてあまり面白くない気もするが、他の人がヘタにやるよりこれで正しかったんだと思うの。


Eupholis No.2 /Jonathan E (Slamm)

最近よく見かけるこのレーベル。朝方系な曲が多くて、マジック・アレック(Wonderboyレーベルでおなじみ)のリミックスが収録されているのが特徴(?)。この曲はいわゆる両手の上がる和音系ではなく、インプロビゼーション的なピアノのブレイクがとてもドラマチックで印象的。トラウザー・エンスージアスツ(通称ズボン狂)が好きな人にはオススメ。いいっすよー。


Clubphase/M.I.K.E (Zounds)

A面が結構前から流行っているらしいのだが、土着ぽいのがキライな僕にはトライバルくさすぎて全然ダメなのだった。しかしB面の「Free Ride(Original Mix)」がちょっとTidy Traxぽいミニマル・ハードハウス・トラックで超カッコよいという事実を最近発見&ヘビープレイ中。UK Gold同様地味派手でハード・エッジな雰囲気がモロ好みっていうかグッとくる感じなのー。


Body Move/DJK (Tuff tunes)

シンプルでアシッドなハードハウスって感じなのだが、結構ハマリ系。細かいエフェクトの処理とか"Dance with the groove..."という語りとかすごく気になって、これもヘビープレイ中。このレーベルは今後要注目です。



| top | information | dj profile | disc review | history+flyer | cafe de lovely | bbs | e-mail |