DJ SAWA disc review-'97 December

Way Out West/Way Out West(Deconstruction LP)

ラブリーでもよくプレイされていた「The Gift」「Domination」も収録されたファーストアルバム。 彼等はDJでもあるので、シングルで聞いた時はフロア対応のプログレッシブ・ハウスという 印象が強かったが、こうしてアルバムを聞くとハウス、ブレイクビーツ、トランス、テクノの エッセンスを吸収して発展した、まさにプログレッシブ(進化的)なフロア産テクノ・ミュージックの 新しいカタチであるということがよく分かります。なおかつ家で聞くリスニング用としても秀逸な本年度No.1テクノアルバム!


Sundance/Sundance(React EP)

エピックものの流行のせいか、最近朝方系(と命名)のリリース、多いですねえ。ところがここに来てついに「Johanna」や「Rainbow Island」以来のキラキラモード全開な真打ち登場!ブレイクはハープ&ピアノでとってもビューティホー。 まさにジャケ通りに雲間から黄金色の陽がさしてくるってかんじな音! 思わず瞳ウルウルなオトメゴゴロ直撃サウンドで、これは年末の大ヒット間違いなしでしょう。 ちなみに作者は「Evil Queen」のシモン&ウールソンでした。


Furyo/Kayashi(Additive EP)

オリジナルが出た時は戦メリネタかーと思った程度のショボい出来だったし、今回リミックスしたバーガー・クイーンに到ってはいまだかつて一度も ロクなミックスを聞いた事がなくてよくこれで仕事あるなーとか思ってたくらいなので全く期待していなかったのだが、意外や意外、これが別曲の様に良い出来。B面のミックスも上出来なので、使い分けましょう。てゆうか自分はB-1を使ってます。これも年末の大ヒット決定。


Want You/Get Wicked /Da Junkies(Da Junkies EP)

Da JunkiesはTripoli傘下に自分達のレーベルを作ったみたいで、これはその第1弾。B面の「Get Wicked」がすごくカッコいいです。最近のTripoliの作品に共通したバウンシーで渋めの高速ハードハウスって感じでしょうか。ここのところTripoliは本当に自分の様なDJのツボをくすぐる秀作続きですねー。K-HANDとか好きな人やディスコじゃない時のシャープが好きな人も聞いてみて。


Run's House/Vicious, Razor & Skribble(Sm:)e EP)

大阪のDMRで買ったジョニビの新譜。コレはスゴイ!特にB面。ジョニビとヴィクター・カルデロンを足したようなバキバキでマッドなトラックに、サンプリングはランDMCとクイーン(「ウィー・ウィル・ロック・ユー」の手拍子の所)ときた。キレまくってます。


Luver(All That I Wanted)/Gold Dust Twins(99 North EP)

最近のヴァン・ヘルデンのマネしたぽいファンキー・ベースラインものなリミックスが結構良いD&Dですが、今回A-1「Swan Song Mix」は ややシャープぽいかんじで特徴はないけどそこそこいい出来ってところです。 …とか思ってたらブレイクで突然サイレンと雷が鳴って「白鳥の湖」になるという、ふざけたハードハウスなのであった。D&Dのトークはあやが担当。(ふめい)


Stay/Sash!(No Colors EP)

かねてから「トニ・デ・ヴィットのヤスいコピー」に関して問題提起をしていた私ですが(ややウソ)、どうやらその現象はさらに広がっている模様。これは何故かイタリア盤なのだが、B-1「Magnificent 4 Mix」を聞けば明らか。でも悪くないんだよねえこういうの。実は結構気に入ってたりして。毎回かけてたりして。ほほっ。それよりジャケのハトがオモチャなんですけど。ああ、ヤスい。「はとぽっぽー」((c)吉川ひなの)


All I Wanna Do/Dannii(WEA EP)

で「D-BOP's Innocent Girl Mix」がまたトニデビのヤスいコピーで、しかも結構いいんだ。ん?D-BOPってこの間アバの曲(Angel Eyes/Abbacadabra)のミックスやってた人?どうやらタダ者ではなさそうね。そうだ、ロンドンの服部まこさーん。…はーい、この人達はロンドンのハンドバッグ業界では結構話題なんですねー。てゆうかTripoliの新譜でもミックスやってるし、ちょっとマジ注目ってかんじぃ?てゆうか服部まこはこんなしゃべり方しないと思うけど。パリのハンドバッグ業界、それはルイヴィトン。(さらにふめい)



DJ SAWA disc review-'97 October

The Ninth Insight/E J Doubell (Enterpress)

大好きなDave RandallのレーベルCHUG N BUMPから以前シングルをリリースしていた女性DJの新作。この間リリースしていたスペインのKIKE BOYのリミックスもすごく気に入ってます。音の方は相変わらずのDave Randall系というか、空間的な暗黒系NRGサウンドで、ブレイクあけの所なんてもーう興奮をかくせません!ってくらいカッコイイのだ。


Get Down/Keep It Rockin' /The Captain & Steve Thomas (Tinrib)

このレーベルってよくWAVEで菊江さんにすすめられる割には好きではなくて、だって単調で頭悪い感じだし、なんだかその辺のテイストって微妙なとこネ((c)松居直美)。でも大好きなSteve Thomasなので聴いてみました。うーん、素晴しい! 特にB面はExpertsの様なカタくて軽めのサウンドと重くてハードコアなTinribサウンドの合体ってかんじで文句ナシにカッコイイ!


Scorchio/Cagey Groove /The K.G.B. (Tripoli Trax)

以前Slateからリリースしていた人達ですが、その頃に比べて少しハードになったというか、最近のTripoliの路線に合った感じになってます。でもドライブ感のあるパンピンなベースラインが相変わらずファンキーな雰囲気で使いやすい。それにしても最近のTripoliはイケてるよねえ。ジミハデっつーか、シブくてDJ好みでミックスのし甲斐があるというかんじでグーやで、グー。


House Of Joy-The Mixes/A Junior Vasquez production performed by Vicki Sue Robinson (Logic)

超カッコいい激ヤバディスコダブ。スキャットマン・ジョンのと同じリズム・マスターズのファンキー・ベースライン路線だけど、こっちの方が出来がいいのでオススメ。しかもなぜかJohn"00"Fleming(AMEN!のリミックスしてた人)の扇子系イケイケミックスも入ってておトクなかんじ。歌ってるのはグロ江がカバーしてた"Turn the beat around"の元曲の人。


Summer Love/S-Connection (Dynamik Music)

あのラジオとかで聞いたような気がする和製洋楽ヒット(?)を、"Inferno"の人達がリミックスしたイギリス盤が登場。あの「めるぼんわか、めるぼんわか、めるぼんわかマッチョータイヤ((c)あいちゃん)」以上にイケイケな空耳系ハイパーディスコトラック。これで盛り上がらなかったらDJが悪いってくらい強引な鬼ハッピーっぷり。どんなタイヤだマッチョータイヤ。


Angel Eyes/Abbacadabra (Almighty)

Almightyって知ってる?有名曲をなんでもユーロにしちゃうヤスいレーベルで、イギリスのトレードとかじゃない大衆ゲイナイト御用達なわけ。もちろん日本でもソレ系のダサい人達に人気で、「ライオン・キング」のテーマでみんな踊ってたりして(苦笑)。でこれはアバのカバーなのだが、B面がトニデビを安っぽくマネしたようなおポンチなDUB MIXで、これが間違って結構良く出来てたりして、ビックリ。


そろそろプログレッシヴ・ハウスあがりのサウンドが再び脚光を浴びるのではないかと思う今日この頃。Way Out Westの様にブレイクビーツを取り入れたものもあり、Slackerの様にハードハウスに近いものもあり、色々な形に進化しているのでひとつには括りづらいのですが。その2組以外で気になるものを以下3枚紹介します。

Places/Tilt (Perfecto)

以前Parks&Wilson名義で活動していた2人組のユニット。BPMも遅めでこの手のモノにしてはめずらしく歌ベッタリなので割とチャラい印象だけど、トラックはバキバキにカッコイイし、昔のニューウエーブみたいな男声Vo.も新鮮で結構気に入ってます。


Discoveries/Tipple (Limbo)

プログレハウスの老舗レーベルから登場の2人組。Way Out West以上に空間的なサウンドで、マジに正統派プログレハウスという印象。B-1はかわいい小鳥さんがさえずっているにもかかわらず、ハードでパーカッシヴなフロア発狂系ビキビキトラックでめまいがしそうです。


Home/Chakra (WEA)

プログレハウスからエピック系に転ぶとこうなるという一例。ピチカート使ってみましたっていう安易な曲とは訳が違う、涙モノの美しすぎな曲。ところで彼等はAscension名義で"Someone"という曲をリリースしてるんですが、そのリミックスはSlackerで、ボーカルはWay Out WestやSlackerに参加しているJohanna Low。みんなつながってるのね。



DJ SAWA disc review-'97 September

Hot Shot '97/Karen Young (mo' BIZZ)

ラブリー2周年パーティーの時に、かけた途端DJブースにいた人たち(YO-C、LOUDの田中編集長、ベスタックスのカタエさん)から「何ソレ!?」と質問攻めにあったのがコレ。この超激ヤバディスコダブは、70年代のディスコヒットをオランダのダ・テクノボヘミアンがリミックスしたモノ。原曲の形をほとんどとどめていないけど、原曲のオイシイところはちゃんと使ってあります。


Catch/Sunscreem (Pulse 8)

涙モノの名曲だった"Looking at you"以来、久々なサンスクリーム。レーベルもPulse 8に移ったようです。デビューの頃はもっとレイヴィーなバンドって感じだったけど、最近は結構ポップ・ボーカルものなリミックスの印象が強いので、いまどういうバンドになってるのか知りたい。この曲もレッド・ジェリーのミックスがうつくしーウルウルオトメ系の歌モノ。


Hi-Parade/Urbania (Makka Trax)

黄色いウサギちゃんの激カワなジャケで購入した人、大正解。キンキー・ローランドの新譜。彼は多才な人なので毎回いろんな路線で攻めてくるのですが、これはヒットしたドリームプラントの「Mighty Machine」に近い、チョッパヤなハードバッグモノ。でもサビのフレーズがロシア民謡のような寂しげなフルートなので、楽しいんだか悲しいんだか分かりゃしないよ。


Everybody Jam! /Scatman John (Logic)

まさかこの人の新譜を買うとはねえ。てゆうかメガミックスの山田くんに薦められなければ絶対手にしなかったんですが、B-1のリズムマスターズのミックスがまー激ヤバディスコダブ! 昔からリズムマスターズって何度いいといわれても、あまり気に入ってなかったので、そういう意味でも意外な掘り出しモノ。


Black Betty/Flashback (4 Fingers)

何のサンプリングか分からないのだが、ハードロック調の歌とギターのリフが印象的な強力ハンドバッグもの。B-1がいちばん派手でお気に入り。自分の中ではTinmanの"Eighteen Strings"(なつかしー)以来の爆烈ギターモノとしてヒット中。



DJ SAWA disc review-'97 August

Finally/Ce Ce Peniston (AM:PM)

シャープ・ボーイズが来日したので、大阪東京と両方遊びに行ってきました。素敵な夫婦DJで楽しかったです。そこでいきなりかかってたのがこの曲。彼等にしてはベタな歌モノで、「しかもなぜにFinally!?」という驚きの声が続々と寄せられていましたが、「プリシラ」でも使われてた通り、この曲はゲイ・クラシックスなのさ。ゲイナイトでかかるとみんな合唱しちゃう系。


Get Up Stand Up/Phunky Phantom (Distinctive)

で、その時にコウくんがかけていて、なーんか聴いた事のある曲だなーと気になってたこの曲、なんと「トニー・デ・ヴィットが来日した時にかけていたわ。私、他には何も覚えてないけどそれだけは確かよ」(東京都 斎藤菊恵さん)という証言が。コウくんとトニデビなんて、いったいどこに接点が!?って感じですが、B面のKLMのミックスを聴いた人は、みんな納得した模様。


Somewhere(CD2)/Pet Shop Boys (Parlophone)

「Finally」が最近のゲイ・クラシックスなら、古典的ゲイ・クラシックスがこの曲。そしてこちらも男二人によるニューバージョン。ああ素敵。1曲目のオーケストラバージョンはウットリ系で最高。ダンス用には3曲目のトラウザー・エンスージアスツのミックスが。でもCDだとあまり使えないのよね。実はプロモ用のUK盤アナログがあるらしい。それ、ほしいなあ。(注:その後US盤でアナログがリリースされた)


Bang Box/Ken Tamburri (Climax)

ドイツ産空耳系ハードハウス。 最近ハードハウスとハードバッグは限りなく近づきつつあるとゆうか、テクノ/ハウスをクロスオーバーしたヒットが増えてる感じがするのですが、考えてみれば曲自体はどっちか決めて作ってある訳じゃないし、テクノな人は前からハウスもかけてたわけだから、偏見を持たない自由なハウスな人がふえてきたってことなのかね。


Invader-Remixes/Kool World Productions (Kool World)

最近初期ハッピー系(?)の名曲の再発が続いてますが、この曲も念願の再リリース!当時12インチが買えなかったので、レイチェルがコンパイルしてた「Freska! 2」というLPを買ったものよ。今回はD&D(「サンシャイン・ヒーロー」最高!←違うって)やチョッキーのニュー・ミックスで登場だけど、僕的には当時から入ってたトール・ポールのミックスがいまだにいちばんイケてます。


Shak-A-Boom/Kitty Lips (Choci's Chewns)

去年何回かけたか分からないほどヘヴィープレイした「Keep Rockin'」に続く第2弾。今回も重いビートが特徴的。家でフツーに聴いたら何とも思わないうちに終わっちゃいそうなトラックものなんですが、クラブで大音量で聴いたら超強力ハマリ系!完全にフロアのことだけ考えたこのジミハデさはパーフェクト!


Black Hill/Little Jam (Additive)

最初に「Belissima」を作った人はエライと思うんですが、その後エピックものの粗製濫造ぶりには目に余るものがあったので、自分の中では「エピック系禁止令」が施行されていたのだった。しかしそろそろ許してやってもよかろうってゆうか、この曲はカッコイイ。中盤までアシッドNRG系に行くかと思わせておいて、後半エピック系に。BBEの「Flash」とか好きならオススメ。


Gungleboy/Jumpers (BOY)

最近要注目のスペインものですが、ちょっと目を離したすきに、またとんでもないものがっっ!いかにもって感じのズッタカ調ハネハネNRGトラックに、ブレイクはなんと「うがいの音」!! ああ、いやだ。なんて下品なの。なのに何度も聴いてしまうの。志村けんがリミックスしたら、きっと「ゴックン」の音もいれたはず。


Right Here Right Now/Control Trancemission /Brain Bashers (Shock)

このレーベルって今回もいい意味で絵に描いたようなハードバッグ系というか、ちょうどよいチャラさというか、いまの日本のハッピー系のパーティーに来るお客さんにピッタリのサウンド。市場調査でもやってるのかしらと思ったら、再び「実はこのレーベル、日本でしか売れてないんですって」(東京都 斎藤菊恵さん)という証言が。バイ〜ン。((c)志村けん)



DJ SAWA disc review-'97 July

GIVE ME LOVE/DIDDY (FEVERPITCH)

やったー。最近僕とNAOの間でブームになっていて、ラブリーファンのみなさまからの問い合わせもすごーく多かったこの名曲が、予告通りTONY DE VITのMIXが入ってついに再発! わーい。わーい。あれっ。オリジナルが入ってない!? いやーん。なんでェー?…てゆうことなので、ラブリーでかかってたやつがほしいという人は中古盤屋を探してもらうしかないねえ。でもトニデビのMIXも良い出来なので、ほとんどの方はこれで満足していただけると思います。


BREATHLESS/HAMPSHIRE&WEATHERELEY (SHIFT)

最近よく見かけるこのレーベルですが、いまいち路線がハッキリしてないので結構当たり外れがあるかも。しかしこれは良い。今月一番良い。別に新しいことをやっているという訳ではないし、むしろ古くさいかも。でも今こういう音を作るっていう感覚自体がすごく意表をつかれるかんじ。ちょっと説明しづらいんだけど、エレポップぽいソフトNRGインスト(なんだそれ)で、DIDDYが好きなら絶対オススメ!ちなみにいいのはORIGINAL MIX の方です。


EPIDEMIC/EXIT EEE (TRIPOLI TRAX)

これは以前からいろんなプレイリストに載ってて気になっていた一枚。おおっ。すごくいい!! すっごくいいぜ。うおうお。それはTONY DE VITのMIXということもあるけれど、この場合はもうトニデビとかいうことを超えた普遍性を持ったかっこよさが確立されたといえよう(おおげさ子)。こんな激しいのでガンガン攻められたら俺、壊れちゃうよう(ふめい)。ちなみに'Nightmare'みたいなストリングスと女の叫び声が入ってるやつですよ。


WISE MAN/SHARK /TSUNAMI (MR CHENG'S QUALITY TUNES)

中華料理屋みたいなジャケがナゾなこのレーベルに注目。これは「Reactivate12」にもA-1が収録されていた4曲入りEP。全曲いいのですがなかでもB-1がダークでハードエッジでアップリフティング!と三拍子揃った激しく僕好みな曲ですごくかっこよいです。例えば暗い時のKinki Roland(「Bonkas」とか)やCHUG-N-BUMPなんかの音が好きな人なら気に入るはず。


OPEN SPACE/UNIVERSAL(RED ANT)

暗いところが弾突俺好み((c)ダンクビデオ)なこのレーベル。たぶん僕以外は誰も推薦しないと思うのでちゃんと書いておかないとねえ。相変わらずドラッギーな(dp-1ではこのレーベルの音をそう表現していたけど、結構いい表現かも)雰囲気だけど、今回はかなりトランシーな音。いつも分類しにくい、つまり分かりにくい、しかもやや地味な音が多いけれど、質の高いものを出しているレーベルだと思います。


PEOPLE OF LOVE/AMEN! UK (FEVERPITCH)

CANDY GIRLSの片割れで、WAND名義でも活躍しているPaul Mastersonのプロジェクトの第2弾。この人ってまだ若いのにこんな伝統ゲイつーか、ハイエナジーな正統派ゲイミュージックの流れをいつもうまくアレンジしてるよねえ。でもA-1は大ゲサすぎて僕でもちょっとかけるのは恥ずかしすぎて(南野陽子)。でもCOMA BぽいA-2やTRADEぽいB-2のMIXは結構使えると思います。「SAWAって扇子系好きだよねー」(NAO談)


THE AGE OF LOVE-THE REMIXES/THE AGE OF LOVE (REACT)

ジャケなしのBABY DOC MIXが相当好き。トニデビもかけてました。最高。



DJ SAWA disc review-'97 June

Loops & Things(Disc 2-BABY DOC's mix)/Jens (Top Banana)

5月にTONY DE VITが来日しましたが、みなさん行かれましたか?まあ個人的な話になるんですが、職業病っていうか最近クラブに行っても純粋に遊ぶってことはあまりなくて、つい店やDJをチェックしてしまったり社交してしまったりしてつまらない毎日なんですけど、トニデビの時は久々に全てを忘れてフロアで大騒ぎしてしまったのでした。あー楽しかったわん。叫びすぎて次の日声出なかったし。これはDisc1もあってオリジナルも入ってるので、両方買うように(命令)。あーなつかしい。ええ曲じゃー。


Don't You Love Me-The Remixes/Eternal (EMI)

トニデビが歌モノのリミックスをすると、元からあった自分のトラックに無理やり歌パートをくっつけた、2分で作ったようなのが多いんだけど、これは5分はかかってるかんじ。歌とトラックのコンビネーションがいつもよりよいのです。エターナルといえばMAXと共演した時「彼女達イギリスでも通用するわ」とか言ってたよねえ(笑)。


X ON THA DEX/DJ ALAN X (XTRAX LONDON)

最近すっかりおなじみのこのレーベル。しかし一体どれを選んでいいのか分からない!の声続々(週刊女性)。ジャケもついてないし、レーベルの色で見分けるしかないねえ。僕のイチオシは青い15番。トライバルものってなんかベタベタしててあんまし好きじゃないんだけど、これは乾いたかんじでよいです。「THE DTPM DUB」がカッコイイ。


Morninglight/Team Deep (Multiply)

なんか聞いたことある曲だなーと思ったら、去年Blu Peterが来日したときにプレイしていた曲でした。今回Itchy &ScratchyやJensのリミックスを収録してメジャーから再リリース。でもどれもちょっとイマイチ。結局オリジナルが一番いいんだけど、ちょっと遅いし音圧低いの。去年出てればよかったのにねえ。音的にはUrban Collectiveから出てるようなトランシーなハウスです。



DJ SAWA disc review-'97 May

Fresh!/GINA G (wea)

最近のイチオシはコレ!何回かけても問い合わせ殺到!思わずコーフン!ファンキーディスコものって最近飽きてたんで自分的には下火だったんだけど、A1のApollo 440 Remixがもうドヒャー! ってかんじ。どうも「Ain't Talkin' 'Bout Dub」でremixしてもらったArmand Van Heldenの影響を受けているようなのですが、それにしてはバカすぎ。派手すぎ。最高すぎ。Gina G ばんざーい!!!


Mighty Love/Love on and on /LORRAINE CATO (MCA)

渋谷WAVEにお勤めの斎藤菊恵さんが、Erasureの「Oh L'amour」をクラブラブリー度120%!!と表現されていましたが、てゆうことはコレ(A2「Love on and on」) なんかラブリー度96%ってかんじィ?Kim Wild「Heaven」がカッコよかったEddy Fingersのmixがグーな歌モノ。Rebekah Ryanの時もそうだが、ガラージーなレコードにこういうmixを入れるMCAはエライと思います。


Brainwave/DJ OBERON (Chug n bump)

昨年からずっとお気に入りアーティストDave Randallの新譜。彼は以前TradeのDJだっただけあってとってもフロア対応な音を作る人で、Chug n bumpやAuraからリリースしている他の作品同様、ディープでエナジーにあふれていて実にアップリフティングな最高のダンストラック! バウンシーな低音にハードエッジなシンセのフレーズがカッコいいっス。


We Blame Love/HEAVEN 17 (wea)

この人たちって現在のシーンの中でどう位置付けすればいいんでしょ。80年代エレポップ生き残り組としてはデペッシュみたくUSアリーナロックバンドでもなく、イレイジャーみたくUKチャートポップスユニットって感じでもないし。マニアックな存在ではあるけど別に伝説のってほどでもないし。とゆう心配とは全く無関係に12"は前回もMotiv8にGeorgio Moroderとゆうオドロキのremixでしたが、今回もMatt Dareyによる歌モノなA-1と中村ナオーッてかんじのハードバッグなA-2で大爆発!!


I Get Up!!!!/D+G (It's Fabulous! )

シーラEぽい(ってどういう。本当はDAVE the drummer)A面もまあまあいい出来なんだけど、B面のHard mixがスゴイ!! タイトルのサンプリングのところが、なんか喰ったババァ「アゲよォォー!!」と叫びまくってるみたいで、思わずいろんな人の顔を思い出して笑ってしまう(ふめい)とゆう、オーケストラぽいサンプリングがド派手なハードハウス。速くしてかけると超カッコイー!!


Nightmare/BRAINBUG (Positiva)

additiveから出てたやつのTall Paul remix。こういう場合オリジナルを持ってても買うべきか迷うところだけど、これは買い。一聴すると単にかけやすくなっただけなんだけど、よく聴くとちゃんと別モノにアレンジしてあるのが分かる。雰囲気はそのままでオリジナルを超えちゃうなんて、カッコよすぎー。サスガすぎー。Paul様絶好調ってかんじ。


I'm the King of the Turntable/DJ TRIX(?)

「Move your body」「Can't wait」でハッピー系DJのドギモを抜きまくったナゾのDJ Trixの第3弾が登場。今回も想像を絶する操状態サウンド(by NAO)で、スクラッチ&ラップのサンプリング入りまくり(HAL 9000「Stoopid」のサンプリング?それとも同ネタなの?)。なんてゆうかExpertsとEast17「House of love」の速いmix (好きだったー)が合体したような感じ。


Original Wildstyle Track2 /? (Naughty but nice)

クレジットはないけどこれはMark Ryder。この間Obsessiveから出てた「Energy Flash」ネタの「Micropolis」のremix。オリジナルも渋めでカッコよかったが、これは派手になって相当オイシすぎ!!


Booby Trap(UK Remixes)/MICROWORLD (Phoenix Uprising )

ってMAX?ギミギミシェイク。Steve ThomasのremixはダークでバウンシーなUKハードハウスなので要チェック。こういう限りなくテクノに近いハードハウスってカッコいいと思うこの頃。この間のMrs Woodのプレイにハマった人には強くオススメ。



DJ SAWA disc review-'97 April

DON'T SAY YOUR LOVE IS KILLING ME/ERASURE (MUTE)

Eli Macの「Celebrate」以来のTall PaulのHI-NRG路線のA1がいい感じ。でもこのEPのメインはあの名曲「Oh L'amour」をMatt DareyがMixしたB1! 彼はKimWildの「Heaven」やPeachの「From This Moment On」等でいい仕事をしてる人で、派手でゴージャスなアレンジが特徴。
当たり外れも多いんだけど、これはいいっす。原曲のイメージにも忠実で、思わず涙ウルウル系。ああ生きててよかった。


GIVE ME LOVE/DIDDY (Positiva)

これかなり古いんだけど(94年作!)、ずーっと探してて先日ついに発見。DIDDYっていうのはBLONDIEの"ATOMIC"のREMIXした人っていえば分かる?"ATOMIC" 同様キラキラしたエレポップなアレンジが最高で、最近ラストに必ずかけてしまう一枚。Tony de Vitの新しいMixCDに彼による新しいRemixが収録されているので、もしかすると近々再発されるのかも。


ROCK THE BELLS/KADOC (Urban Sound of Amsterdam)

去年"You got to be there"がヒットしたKADOCの新作。しかし、基本的には今までと同じ曲。さすがにこれではマズいと思ったのか、意味もなくやたらと派手なアレンジが大爆発。ブレイクに至っては鐘の音+聖歌隊のコーラス+ブレイクビーツ+上昇音+タイトルをシャウトする男声Voというもう大変なことになっててあまりのバカっぽさに思わず大爆笑!


DAWN TO DUSK/DREAM PLANT (VACUUM)

僕のフェイバリットアーティストKinki Rolandの新譜。朝方のアフターアワーズで汗まみれになってガンガン踊りたいさわやかな一曲。爽快NRG系。


BEYOND BELIEF/RETROFIT (EcoLogic)

それ以外にも最近リリースの多いKinki Roland。彼のサウンドはNU-NRGぽいバウンシーなバスドラとハイエナジーぽいベースラインの上でトランシーなシンセが展開するのが特徴。一歩間違うと下品になりかねないのに、いつも品良くデリケートなタッチでまとめているのには感動してしまいます。


HYPNOTIZIN/DJ GLENN MILLER (Trade)

"Keep Rockin"がカッコ良すぎたTradeレーベルの第2弾。A面は2年前NU-NRGやってた頃のBlu Peterって感じのアレンジで別にーって感じなのですが、B2のTrade Mixはハードでサイコー! こんな曲を音のいいハコで踊れたら気持ち良すぎて思わず出ちゃうかも(ふめい)。ハードダンサーの皆さんに超オススメ!それにしてもDJ GLENN MILLERって名前ふざけてないか。


BOUNCER MAN/CHARGE (RED ANT)

B面のDub Mix。少し前からかなり気に入っていて、今だにピークタイムにプレイしているのですが、全く注目されていないようなのでまた取り上げます。パーカッシヴでドラッギーなサウンドはこのレーベルの特徴ですが、他の作品に比べるとBPMも速くテクノ色が強いのでハッピー系というよりむしろハードなミニマル系を好む人に受け入れられるのかも。レコ番はRAR005。


FUCK WITH THE PROGRAMME/MISH-MASH (Stay Up Forever)

同様に少し前のリリース。実はこのレーベルってJohn Trueloveのレーベルというだけで、古くさげなNU-NRGかと思って敬遠してたんだけど(偏見)、最近いいの多いです。てゆうかCluster(これもJohnのレーベル)もそうなんだけど、以外とテクノ寄りなんだよねえ。これはLiberator DJsによる爆烈グルーヴィーアシッドトラック。ハードだがハードすぎなくていい感じ。


MUSHROOMS ON DALEKS/SARCOBLAST (Routemaster Records)

いま注目しているのがLiberator関係の作品で名前を見かけるLawrie Immersionという人がやってるこのレーベル。音的にはアシッドなテクノが多いようで、この曲も速くてハードめ。


2-3 BREAK/VINYL VANDALS (Vandals)

大阪シスコで発見した怪しいレコード。レコード番号もVandals001と書いてあるだけ。内容はScotti Deepの「Brooklyn Beats」そっくりのシンセのリフ&トラック(一時期流行ったハイハットが特徴的ないわゆる電車系サウンド)に「2、3、ヘイ!」というブレイクが入るというタイトルそのままな曲。テクノ寄りのハードハウスという感じでちょっと気になる一枚。


| top | information | dj profile | disc review | history+flyer | cafe de lovely | bbs | e-mail |