
初回生産分限定:ピクチャーCD+特殊仕様スケルトンパッケージ(ARTWORK BY STUPID)
ライナー対談:DJ SAWA vs DJ TOMO(X-TRA/WHITE HOUSE)
TRACK LIST
01 ELECTRON RYDER FOLLOW ME(STARECASE REMIX) RISING HIGH
02 BLU PETER FUNKY SUITE(JAMES HOLDEN REMIX) REACT
03 PROTOTYPE V QUADRANT DISILLUSION(ORIGINAL MIX) CHOO CHOO
04 BEDROCK VOICES(ORIGINAL MIX) BEDROCK
05 PETE LAZONBY SACRED CYCLES(QUIVVER MIX) HOOJ CHOONS
06 CAJUN ECHOPLEX(ORIGINAL MIX) FLUID UK
07 BT DREAMING(EVOLUTION REMIX) HEADSPACE
08 HUMATE CHOOSE LIFE(ORIGINAL MIX) SUPERSTITION
09 APPARITION PARTIAL HALLUCINATION(ORIGINAL MIX) SUNKISSED
10 BREEDER BEETLEJUICE(VERSION 4) RHYTHM SYNDICATE
11 FREEFALL FEATURING JAN JOHNSTON SKYDIVE(MARA REMIX/ORIGINAL MIX) STRESS
12 THE TRAVELLER & IN MOTION BELIEVE(KEY SOUTH REMIX) VICIOUS VINL
13 AMETHYST FUTURA 2000(DANNY HOWELLS VS AMETHYST) JACKPOT
14 KOBYASHI RELEASE(MAIN MIX) FLUID UK
2000.9.25 ON SALE/KSCD-034/2700YEN(TAX OUT)
MANUFACTURED+SALES BY KSR.CORP. TEL/03 5740 6680 FAX/03 5740 6681 E-MAIL/ksr@gol.com
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TALK SESSION BY DJ SAWA AND DJ TOMO(X-TRA/WHITE HOUSE)
T)今度、KSRから出すんだよね。
S)素敵な、プログレッシヴハウスのMIX CDを。
T)タイトルはCLUB LOVELYなの?
S)今回は、CLUB LOVELYなんですよ。副題はあるんだけど。progress and transcendっていう。
T)はーん。
S)ある意味CLUB LOVELYのCDで、ある意味プログレッシヴハウスのCDでっていう、そんな事出来るのかなとか思ったんだけど。
T)え、だってLOVELYで回してるものそのままって事でしょ?
S)そう。ここ1年位の自分の好きな曲をそのままコンピしたら…
T)それで、OKだった?
S)うん、全然OKだった(笑)。でCLUB LOVELYとか全然知らない人にも聞いて欲しいっていうのもあって。例えば最近海外でDJする機会が増えて来たんだけど、そういう自分の事を全然知らない国に行ってアンタどういうDJなのって聞かれた時に、名刺になるようなものを作りたかったんですよ。とにかくもう今俺はこれなんだっていうのを出したかった。で、それをどういう風に受け取ってもらってもOK。聴いた人にあなたはトランスのDJねって言われれば、それはそれでいいんですよ。それと人のMIX CD聞いてて思うんだけど、やっぱりDJのアーティスト性が強く出てるものが自分は好きで。デイブ・シーマンのルネッサンスのやつとか聞くとMIX CDなのにすごくアーティスト性っていうか作家性を感じる。だからああいうのの自分版を作りたいなーって。トランスネーションじゃなくってね。
T)俺はね、フェリー・コースティンはああいうアーチスト性だと思うけどな。
S)あ、なるほど。ああいうコンビニエンスなアーチスト性なのか。TV女優と映画女優の違いみたいな?
T)うん(笑)ああいうキャラなの。まあ俺がフェリー・コースティンを弁護する必要はないんだけど。デイブ・シーマンとかの方が、より人間が分かるよね。
S)そうそう。で、そういうものは日本で出てないから。プログレッシブハウスのMIX CDそのものが出てないし、トランスまで広げて考えても、DJのアーティスト性が出てるものは今までにないから、そういうものを作りたくてやったということですねぇ。で、それが自分としては出せたと思いますので。
T)どんな感じの選曲なの?
S)今気に入ってて、これからも登場するだろうなっていう曲と、あとは何年もプレイしてるような「俺クラシック」。
T)たとえば?
S)KOBYASHIの「RELEASE」っていう曲なんてもうここ2年くらい、DJする時にかけなかったことはほぼ無い。だからLOVELYとか来てる人だったら、絶対あっこの曲だって。
T)押し曲はなんですか?
S)構成的には「SKYDIVE」がハイライトかな。ずっと好きでかけてて、いまだに自分で気持ちが高揚しちゃう。
T)すごいイイ曲だよね。
S)ある種の理想ですよね。
T)うん。あんなの作れない。俺が言ってどうすんだよ(笑)
S)トランスで歌ものって難しいじゃないですか。
T)ほっとくとすぐねぇ、なんかユーロみたいになっちゃう。なんだろ、ちゃんと神様と対話しながら作んなきゃいけないからね。
S)そうそう。天の声を聞きながら。
T)そういう精神が入ってないと、ただのユーロビートみたいになっちゃうから。(選曲リストを見ながら)ふうーん。プログレッシヴだねやっぱり。
S)ハウスの人にもぜひ聴いてもらいたいなあっていう。
T)うん。今サシャとかディグウィード好きって言ってる人がはまる感じ。
S)そうそう。
T)俺思うんだけどさあ、プログレッシヴとか昔からあるじゃない?トランスもそうなんだけど、今始まったジャンルみたいに思われちゃうと、抵抗あるな、俺。
S)まあねえ。あれってゲリラあたりから綿々と続くプログレッシヴハウスの流れだから。
T)そうそう。で、それがなんか日本だとトランスっていうくくりでごっちゃになってて、下手するとダニー・テナグリアまで入れるっていう、無理矢理な人達も出てきてみたいな。
S)前さあ、TOMOさんがLOUDで書いてて言えてるなと思ったのは、トランスっていうのは音楽のカテゴリーじゃなくて、音楽聴いて精神がトランスする状態っていうか、そういう状態になる音楽がトランスなんだって言う話。
T)ホントはそうなんだよね。でも、今トランスっていうとやっぱフェリー・コースティンでしょ?
S)カテゴリーの定義は時代によって変わるからね。だってここ1年位のトランスブームの前の3年位って、トランスって言ったらもうゴアのことだったじゃないですか?
T)間違い無くそう。
S)ねぇ。その前はジャーマントランスだったのに。
T)ジャーマントランスだよね。エイジ・オブ・ラブだよね。
S)で、その3年位の間は、自分の好きなトランスにとってはすごい不遇な時代だなぁって思ってて。
T)うんうん。
S)でもその間も細々と出てたじゃないですか?トランスではなくて、プログレッシヴハウスという形で続いてたのかなぁ。
T)だから今でいうプログレッシヴがSAWA的トランスでしょ?
S)そうそうそう。だからその頃も、WAVEにいた頃の斉藤くんにこんなレコードSAWAさんしか買う人いないですよねぇとか言われつつ、RED ANTとかさ、あーいうの?あとフォースマスモーションとかだってさぁ、ずっとプログレッシヴじゃない?
T)うん、プログレッシヴ。
S)ねえ。ティモマースだって地味にやってたし、サシャは今と昔と結構違うけど、ディグウィードなんて95年から芸風変わってない。ずっとそういうのはあったんだけど、日の目をみない状態で。
T)営業的においしいもんではなかったよね。
S)だからプログレッシヴハウスが営業的においしいと言われている今の流れは、自分的にはうれしいけどね。例えばワープハウス全盛期だと、セットの前半でしか使えないようなものだったのに、今だったら3時間ずっとそれでやる事もできるし。自分の好きなものを好きなようにかけて世間が盛り上がるという、すごいやりやすくなって良かったなーっていうのは、あるけど。
T)トランスが昔に比べるとかけやすくなったのは事実だよね。トランスっていわれてる音楽全体が。
S)でもさあ、あんまりブームになるのもねえ。昨日まで一生懸命トランスブームに乗っかろうとしてたようなのが、自分はミーハーなトランスじゃないっつう差別化したくてプログレッシヴって騒ぎ出すのって、もう目に見えてるから。でも別にほっときゃいいや、っていう(笑)
T)そうそうそう。
S)俺ら関係ねーしっていう。だから、さっきのトランスの話じゃないけど、プログレッシヴっていうのは、プログレッシヴハウスっていうジャンルじゃなくて、自分の、音楽に対する、姿勢だよね。
T)あー、それはそうかもね。うん。
S)自分が常に新しくて良いものを求め続けているかってことで。
T)なんかコンサバティブなものに対するプログレッシヴであるもの、だよね。
S)CDのタイトル(progress and transcend)もね、そういう意味なの。進歩と先進。プログレッシヴとトランスの入ったCDです、ってだけじゃなくて(笑)
このインタビューはCDのブックレットに掲載されているものを編集したものです。
ブックレットには公共の場では発表できない激辛トークがこの5倍近く収録されています。

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